僕はコーヒーがちょっと好きだ。なんだか知らなけど気付いた時には飲んでいる。
あの香りと味には不思議な効力があると思っていて、リラックスしたいと時と集中したい時の両方を支えてくれるなくてはならない存在になりつつある。
だがしかし、浅煎り・深煎り・産地・銘柄・抽出方法・温度管理などそこまでディープな世界に突っ込んでいるわけではない。
そんなニワカの僕が出会ってしまったオーシャンリッチ電動ミルがいかに素晴らしいか聞いてほしい。
とりあえず100均にいってきた
今まで僕はUCCやドンキのドリップコーヒーを飲んでいた。そしてセブンコーヒーやファミマコーヒーを飲んではやっぱこっちうまいわ~なんて感じのフワッとした感覚でのんでいた。
なんだか家で飲むコーヒーに物足りなさを感じては、その手間のかからなさからカルディとかでドリップコーヒーを買っては「ん~なんだか違う気がする…」といったレベルでしか楽しめていなかった。
そこでたまたま知ってしまったのがダイソーの手引きミルである。
ダイソーなのに500円とはなんなのか
美味しく飲みたい。でもそこまでお金はかけたくない...そんなわがままに応えていただきたく
ダイソーの500円フレンチプレスもセットで購入。
これとペーパードリップセットも同時購入し
1200円で僕のコーヒーライフは始まった。
挽きたてはインスタントコーヒーの5倍うまい
とりあえず手でゴリゴリ挽いてみる。
いかん手が攣りそうだ。ミルで挽く時間と香り・工程を楽しむ......なんて出来たものではない。これはコーヒー沼にはまった人間の末路の発想だ。
苦行でしかない、何より時間と労力が無駄すぎる。リラックスする事を目的としているのに何故そこにたどり着くのに頑張らないといけないのか....。
それはさておきダイソープレスで4分じっくり抽出して淹れてみる
美味すぎワロタ
これが僕の語彙の限界だった。香りと味の濃厚さがインスタントの比ではない。コンビニコーヒーレベルが家で楽しめるようになった瞬間である。
この時は買った豆は業務スーパーのやっすいアラビカ豆である。
僕はあまりのうまさに毎朝すこーし早起きしてゴリゴリとハンドルを回し続けた。
手挽きめんどくさい
仕事が終わって帰宅してからはゆっくりと挽く時間があった。
問題は朝であった。早起きは続かず、1分1秒でも寝ていたい朝に優雅に手挽きする時間はサラリーマンの僕には無かった。
そこで僕は思った。美味しいコーヒーを飲みたいだけであって豆を挽きたいわけじゃない、だがしかし朝の激混みコンビニに並んでコーヒー一杯を買いたくなくて自宅で始めたのだった。
朝のクソ忙しい時間に豆を挽く手間が見合わないと感じたので電動ミル購入を決意した。
oceanrich 自動コーヒーミル 臼式という選択
そこで会社の休憩時間・自宅にて僕はコーヒーミルを調べまくった。ヤフオクにて中古市場も見漁った。
とにかくコーヒー界隈は値段がピンキリなのである。
めちゃくちゃにこだわっているわけではない、しかし低品質なプロペラ式はちょっといかがなものか....そこでバランスが取れていたのがこのオーシャンリッチの電動ミルである。
アマゾンにて約6000円だった。しかしまだまだ長い会社勤めの数十年間、朝の時間と手間を天秤にかければあまりにも安い。
コードレスで持ち運び可能。USB TYPE-Bケーブルにて充電後約20回ほど使用できる。
豆の粒度とやらは5段階に設定できるかつ、臼式なので安価なプロペラ式よりも粉末の粉の大きさが均等に挽けるそうだ。
電池残量はブルーのインジケーターで確認する事ができる。うんカッコいい。
本体を開けるとこんな感じで豆を入れるスペースがある【もう入ってしまっているが】
こいつがちょっと入れずらいのがデメリットではあるが、人によってはまったくといって気にならないレベル。
少し手を添えてあげると豆が飛び散ることはないだろう。
ちなみにメーカーによると一度に入る容量は20gまでとのこと。
実際に挽いた豆がこちら
粒度は中間で設定。素人の僕にはどうみてもほぼ均一にしかみえない....むしろこれ以上に高価なものは価格とクオリティが見合っているのかはわからない。
挽いた豆は本体の上フタを瓶に付ける事で持ち運びも可能らしい。
コーヒーは日光・酸素・湿度にて劣化するそうだが、
豆を挽く事で表面積が数十倍に膨れ上がるため酸化のスピードが猛烈にあがるので僕は挽いた後の持ち運びはどうなのかとおもっている。
このまま放置したらインスタントのドリップコーヒーに成り下がってしまうわけだ。
美味しいコーヒーを時間をかけずに楽しむ
こいつの使い方は朝に顔を洗う前に豆をぶち込みスイッチを押すだけ。一緒にケトルのスイッチも入れてあとは顔を洗って化粧水でも塗ってればもうどっちも出来上がっている。
あとはペーパードリップなりフレンチプレスなり自分の好きな方法で抽出するだけである。
この工程は労力をほとんど使わず1分半以内にできる。これすら面倒な人は全自動コーヒーメーカを買えばいいのだが置き場所とよく相談するといいだろう。
僕は少なくともぶち壊れるまで間違いなくお世話になる一品と出会えたと思う。
アマゾンレビューの中国製だとか本体のフタが外れない...梱包が雑だったとかあるが、
製造業に携わっている方なら分かると思うが、多少のクリアランスのズレや機械の気分しだいでは仕様書通りの設定でも不良は多少発生しまうものだ。検品も全てが全て見つけられるわけではない。梱包に関してはもう商品関係ないだろって話だが、情報に惑わされず納得のいく良いものを安く手に入れて生活を豊かにしていこう。
アマゾンを見れば反対派のレビューもある程度いるが僕はこの製品を買ってほんとによかったと思ってるので興味がある方はぜひ試してほしい。