おれはもう今の工場に勤めて約10年になる。
リフトは前の会社で取ったけど今の会社でもゴリゴリに使い倒してる。あってよかった。
そんな工場で勤めてる俺が『フォークリフト』の資格の必要性と難易度に関して話したいと思う。
まず結論から言うとマジで簡単すぎて笑うレベル。落ちようとしても落ちれない。というか受からないと返してもらえない。
フォーク取るの不安だな.....なんて思う方はまったく心配ないという事をわかってくれたらそれだけで目標達成。
どういった現場でもだいたいフォークを使う
まずフォークリフトの必要性からだけど、これから林業・工場・港・運送などなど無数にある『現場』で働く事になった・働こうと思ってる人は【割とあったほうがいい】と思う。
というのも「ウチは重いもの扱わない」「軽作業の仕事だから」「食品だから......」といった場所でも基本は大量生産するので結局重くなる。
そして重量物となるとコンベアーもしくはフォークリフト、ハンドリフトでしか移動できなくなくなる。
もちろんその現場内で「リフトマン」といわれる製品を整理整頓もしくはトラックへの積み込みを行うスタッフがいるとは思うが、
『できないからやってもらっている』のと『できるけれども人にやってもらう』とではだいぶ気持ちに余裕ができる。
また普段フォーク運転がメイン業務でなくても、いざという時乗れる人は現場で重宝される。もちろん転職時に「未経験・初心者の方でも可【学歴不問】」みたいなカオスば職場で
これから単純作業・肉体労働をやるぞ!!っていうマゾもフォークがあれば割と優遇される。
というのも、今の会社で人を取る側としては「なんの技能も技術も無いならせめてフォークの免許ぐらいあればいいよな~」なんて思う。
フォークリフトの免許はマジで簡単
フォークリフトの免許の難易度は超低い。というか金出して買うようなもんだと思う。
どんな人でも絶対受かるマジで。なんならチンパンジーでも可ってレベル。
日程としては普通免許を持っている人であれば31時間・無しなら35時間である。
大型トラックの免許や会社で無免運転3か月以上やってる人は11時間のぶっ飛びコースもあるぜ。
フォークリフトの免許の取り方をまとめると
- 3万円~4万円で買える
- 学科7時間+実技24時間の合計4日間を捨てるだけ
- 土日の教習は現場おっさんから主婦、学生まで色々いる。
- 学科は眠ければ寝ててOK。大丈夫受かるから。
- 実技は24時間と書いてあるけど実際乗るのは数時間
- チンパンジーでも受かる
- 何故かみんな優しい。
こんな感じである。
とにかく【まだ出来ない状態の人】が集まるのでみんな不安で共通の悩みを持ってるので情報交換がすぐ出来るので上達も爆速。
フォークリフト免許の学科試験
なんだか分厚いテキストを渡されて「ほぅ......」なんて思うかもしれないけど、200ページ中解説があるのは15ページみたいな世界だ。他の185ページいらねーだろwwww
7時間の学科【ビデオ見たり寝たり】が終えると最後にテストがあるけど、マジで簡単なので大丈夫。
自分の名前書き間違ってしまったりテスト中に間違って寝てしまっても「受かるまで補習」が待ってるので問題なしだ。
そもそも学科試験をクリアするまで帰れないので人によっては「じゃあここオマケね」なんてこともザラの界隈なんだゾ☆
試験官の先生の帰りたさが限界を迎えたら「強制合格」にされかねない界隈。たまんねぇ。
フォークリフト免許の実技教習・実技試験
ここに関しては先生たちがマジで丁寧に教えてくれる。
俺が免許を取ったのは12年前にIHI技術教習所でとったんだけど、その時の先生達はマジで丁寧だった。
乗車の仕方から手の位置、エンジンのかけ方にレバー・アクセル類の基礎操作から・テクニックに上達法・自分の失敗談となにから何まで教えてくれた。
そして当時大量に受講者が居たので、俺は比較的最初に講習を受けたためその先生が皆にまったく同じ話してるのをみてマジですげぇと思った。失敗談含めて口からCD音源だわ。
実技教習の内容をまとめると
- 乗り方から基礎操作~注意事項と全て教えてくれる
- 自分の持ち時間は出来る様になるまで無限
- 時間を過ぎても朝早くいっても教えてもらえる
- 基本は走る止まる曲がる
- そこにモノを持つ・降ろすの動作が加わるだけ。大丈夫。ホントに簡単
- 学科と同じで受かるまで帰れない(笑)
- みんなマジで優しい。大丈夫。
- 勝負は働き始めてから
ただ言う事聞いて言われた通りにやれば受かるから大丈夫。むしろ君たちが受からないと教官が帰れないので本気で教えてくれるぜ。
最近免許をとった後輩の話を聞いても「受かるまで帰らせてもらえない・簡単すぎて笑いました」みたいな話が健在なのでこの界隈の体勢まだまだ変わらない。余裕だぜ。大丈夫だよ!
試験はもやは講習会。勝負は働き始めてから。
というのも働き始めてからは、
フォークを使ってクッソ狭い倉庫を管理したり、爪を当ててパレットの向きを変えたり、レバーは肘で操作しながら電話、
爪をぶち上げてマストをプラパレを叩きつけて揃えるなど教習所で習わない【むしろやるなと言われいてる】事のオンパレードだ。
時にはモノをぶっ倒して廃棄の山を作ったり人轢きかけたりリフトどうし接触しそうになったりと教習所で習った事は全て過去になる。
なので、車の免許を取りに行った時を思い出してやんわりとした気持ちで取りに行って大丈夫。皆必ず受かる。
そのあとは......頑張ってくれ!!!
フォークリフトは食いっぱぐれない資格
というのもフォークは2~3万で取れるのに対して使える業種がかなり多い。超コスパがいい。
モノを運ぶときの必需品だが、現場職業でモノを運ばないシーンはほぼ無い。よって活用シーンに溢れている。
モチロン給料は高水準とは言えないが『楽勝で取れて食いっぱぐれる事の無い資格』ではトップクラスなんじゃないだろうか。
もし会社で「お金払うから取ってみる?」なんて誘いが来たらすぐに飛びついていい案件だ。
すぐに『出来なかった事が出来るようになる』を肌で感じる事ができるので、モチベアップや給料ベアにもつながるかもしれない。
もし取ろうか取らないか迷ってる迷わず「とっておけ!」と言いたくなる資格だ。
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