まじで暑いです。外に出るのが嫌になるけど、出ざるを得ない現実に打ちひしがれています。
俺が働いてる工場は空調が無いので四季全快です。クソあちちですが、日々色んなアイテムを駆使しながら生き延びています。
今回はインスタとかTikTokでバズり散らかしてるクールリングの本家大本SUOから購入する事ができたので使ってみました。
6月頭に購入したんですが今はもうどこも売り切れみたい。紹介してもリンクから誰も買う事が出来ない謎記事になってしまった。
結論から言うとコレは普通にアリ。キンキンに体を冷却するわけじゃないけど、優しく体から熱を取ってくれるので現場仕事・キャンプ・畑・部活などありとあらゆるシーンでの熱中症対策としてかなり有効。
マジで壊れない上に電源を必要としないので使えるアイテムなんじゃないでしょうか。
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クールリングとは?どんな仕組みなのか。
どのリングもパッケージの裏を見るとNASA素材とかとにかく胡散臭い。
なんかNASAって単語付けとけば「これってすごい素材なんだよぉ~?」ってバカにされてる感がするのは俺がそういった病気だからです。
PCM(相転移素材)という素材を使っていて、個体⇔液体を行き来する際に一定の温度までしかあがりずらい・さがりずらい性質を持っているようです。なるほどわからん。
そこで温度差がえげつない宇宙空間で使う素材として適しているそうでNASAの名前が使われたりするみたいです。
28℃モデルだと中の液体が28度以下で固まる事が出来る様です。そしたら28度ぐらいの冷たいリングの出来上がり!って事みたいです。
とにかく水より高い温度で固まる液体が入ってるイメージでOKですね!
F.O.インターナショナルとは
SUOのOEM品です。特許を持ったSUOが作って別の会社名義で売っているものです。形状がちょっと違うけど中身は全く同じものです。あとちょっと高い。
実際にSUOの28度モデルを購入してみた
18度モデルが売り切れまくってて手に入らなかったので28度モデルを購入。
開けてみると本体と説明書が入っています。
注意事項・使い方・カラーバリエーション・性能・関連商品などが記載されています。
では本体を見てみましょう。
今回はブルーをチョイスしました。ちょっと可愛らしいデザインが施されています。
裏面は中のPCM素材の状態を確認する事ができるクリア素材になっています。
現在自室24度の状態で撮影しているんですが、若干シャーベット状になっているのがわかります。
なんとも不思議な素材です。おもしろー。
クールリングの冷却方法
28℃モデルであればクーラーの効いた部屋に放置しておけば時間はかかりますが普通に固まります。
- 冷蔵庫・冷凍庫に入れとく
- 水を貯めたボウル・バケツに入れておく
- クーラーボックス内に入れておく
- 車のクーラーファンに当てて置く
こんな感じで冷やしてあげれば10分~20分もあれば固まってくれるのがありがたい。
やはり手軽に固めてササっと使えるのが28度モデルのいい所ですね。使いやすい。
冷凍庫に一日入れてバキバキに冷やしてみた
本来の使い方【冷やし方】とは違うんだけど、とりあえず冷凍庫にぶち込んで丸一日ガッチガチのバッキバキに冷やしてみた。
見た目はもはや凶器。スオで後頭部を殴り付ければ大男もノックダウしそうな雰囲気を醸し出している....。
でも不思議な事にちょっと力を加えるとグニっと曲がる。一対どうなってんだ...。
触ると表面がヒヤっとするだけで中の個体は冷凍庫で一日寝てたとは思えない程に温度が下がっていない。
これがNASA素材という事か....。悔しい...NASAすげぇ。
クールリングを装着してみた
冷静に考えて冷凍庫でバキバキに冷やした物を皮膚に付けると凍傷になると思うんだけど、全く問題ない。
表面の温度はかなり冷たくなってるけど、数秒も待てば「ちょっと冷たいな~」ぐらいをキープしてくれます。
冷凍庫から取り出したてなのにこんな風にぐにゃぐにゃ曲がるので締め付け感も特にない。
冷感具合はキンキンに冷えたアルミ缶を当てる......というわけじゃなくて、リングがじわ~っと熱を吸い取るような感じです。
ペルチェ素子を使ったネッククーラーとはまた違った感覚の冷たさ。体温がじっくり下がる優しい冷え方は寒暖差が苦手な人にはピッタリ。
しかし「キンキンに冷えて気持ちいいぜ!!」といった感覚は弱いので、とにかくパワーを求める方は手に入るなら18℃モデルを買った方がいい。
クールリングを外気温35度の工場で使ってみた
とにかくこのクールリングのいい所は120gという軽量かつズレない・落ちない所で、35度の工場内でいそいそと作業を行なった際にもストレスフリーで使用する事が出来た。
走り回っても潜り込む作業をしてもとにかく邪魔にならないので熱中症対策としてかなりいいと思った。会社で支給してほしいレベル。
しかし残念ながら約50分程度でほぼ溶け切った。残念ながら全て溶けなくても40分ぐらいでほぼ水になって効果はだいぶ薄れてくる。
そしてぶにょぶにょリングになる。こうなったらお湯リング。暖房器具に進化。
そして休憩時間を使ってクーラーの効いた部屋か冷水の中もしくは冷蔵庫で冷やせば元気に復活。
コレを装着する事でまた40分ぐらい体の熱を吸い取ってくれる。
マジで暑い所で使うとライフが短すぎる気がするので2個ぐらいあるとローテーションを組めるんだけど中々手に入らないのがネック。ネックリングだけに。
- 90分仕事
- 10分休憩【冷凍庫】
- 90分仕事
- お昼休み【冷凍庫】
- 90分仕事
- 10分休憩【冷凍庫】
- 仕事~就業
のスパンで使ったんだけど汗の量が全然違った。9月後半まで毎日使おうと思う。
もちろん汗はダラダラでるけど、冷たい物がくっ付いてる事で確実に体温上昇を防げるので無いよりは絶対にあった方がいい。
より早く固めるには
早く固まらせるなら氷水にぶち込むのがいいんだけど、会社の休み時間に氷水を用意するのは難しいと思うので
冷凍庫にアルミ板をいれてその上に乗せるとえげつない速度で固める事ができるのでオススメ。
28℃モデルと18℃モデルの違い
これは冷却性能と使い勝手の違いになります。
28℃モデルだとクーラーの効いた部屋でも徐々に固まってくれますが、18℃モデルだとそうはいきません。
車のクーラーを最低気温に設定して当て続けるか、冷蔵庫・冷凍庫などにぶち込んで放置する、キンキンに冷えた冷水の中に入れておく.....といった条件を用意する必要があります。
多少冷却に手間がかかってでも冷却性のを求める方は18℃モデル。
ほどほどの冷却性能でもとにかくお手軽に使いたい方は28℃モデル。そんな感じで選ぶとOK。
クールリングが向いてる人【メリット・デメリット】
一見無敵のクールリングですが、ちょっと気になる点もちらほら。
メリット | デメリット |
---|---|
電源が不要である | ガツンと冷えるわけじゃない |
一切結露しない | 炎天下だとすぐに力尽きる【長時間使用はできない】 |
急な温度変化が無く優しい冷え方 | 涼しい所or冷たい場所が無いと再使用できない |
リング状になっているのでズレない | 売り切れしすぎ【価格高騰中】 |
再利用までが速い【冷凍庫で約10分】 | |
壊れずらい【破けない】 | |
環境性能が高い【捨てるのが楽】 |
このあたりを天秤にかけて使えるかどうか参考にしてほしい。
冷却の威力・持続能力はに関してはもちろん電源を使ったネッククーラー等には敵わないけど、圧倒的な手軽さがウリ。
ここまでの猛暑になると短時間の作業でも熱中症になるリスクは十分にあるので、暑さに弱いけど「ごついネッククーラー付けるのはちょっと.....」って人には是非使ってみて欲しい。
F.O.インターナショナルとは
SUOのOEM品です。特許を持ったSUOが作って別の会社名義で売っているものです。形状がちょっと違うけど中身は全く同じものです。あとちょっと高い。