年末ですね。ついに今年も終わるけど俺の中ではまだまだ何も終わってないし始まってもない.....!!(震え声)
あと数日休んだらまた工場に戻っていつもの様に同じ作業を繰り返しながら「〇〇さんこの前〇〇したらしいよ」という話に「えーやっべー」と返すルーティン作業に戻る。そう、年末年始と言ってもただの長い連休で俺の中で何かが変わるわけじゃないんだ。(震え声)
そんな工場勤務をブーブー言いながら実はそんなに悪くないと思っているおっさんの年収を告白する時間となった。楽しんでいってネ。
秋田県在住・30代の工場勤務の2021年の年収
今年の俺の給与所得の源泉徴収票【大人の通知表】を見てみると........
総支給4,108,444円だった。ちなみに去年は4,396,648円だった為29万円ほど落ち込んだ事になる。といっても残業をしまくった時間の切り売りなんだけど。
これから社会保険料や労働組合費が引かれて手残りは2,846,400円となった。30代の秋田県では平均以上、東京の平均以下というつまらないスコアになった。
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秋田県の平均年収について【全国44位】
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ちなみに総支給に対して引かれた金額を計算すると約31%が税金等々で引かれている事になる。うわーめちゃくちゃ重いなーなんて思うけど俺より稼いでる会社勤めの人たちはもっと税金の割合が多いので本当にに不満が多いと思う。稼げば稼ぐほど重税になって、より稼いでない人からは「そんなに稼いでるならもっと税金取ったほういい」なんて事を言われるのでこの仕組みは本当に大変だと思う。
手取り額の内訳【引かれたお金達】
税金【生きてる税】で持っていかれたお金が111万円だった。ふぇぇ......。
その中身はもちろん厚生年金・健康保険料・所得税・住民税で構成されている。ボーナスからもしかっり引かれてる。理由はわかっていてもいざ見ると「ウッ」ってなる。
内訳は社会保険料【健康保険・厚生年金】で約69万・労働組合費で約7万・【住民税・所得税】にて約35万円だ。そのほかに企業DC分とかが引かれるけどコレは後に役立つのでヨシ。
ウチの会社では労働組合がコロナ禍中でも実態不明な活動を頑張ってくれていてるおかげで年間7万円引かれている。コレ20年務めると140万円だから馬鹿にならない。もう少し安くなんないかなって思うんだけど、それは俺が組合員として意見を言えばいいわけだ。よって何もやってない俺は文句言う権限は無い【自己完結】
組合費はともかく源泉徴収システムで税金対策がほぼ出来ない会社員は、必修科目として「ふるさと納税」を勉強して欲しい。マジで簡単で膝から崩れ落ちると思う。この「ふるさと納税」の話が出来る人がウチの会社に一人も居ないのがつらい。やり方を聞いておいて必死に説明してもやらない。何故聞いた。
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秋田県在住でも他県・自県にふるさと納税をすべき理由【知らないは罪】
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なんだかんだ工場勤務は給料が安定している事を実感
別に工場勤務をおススメするわけじゃないけど、マジで何もかもがクソってわけでもない。
確かに人が足りなくて一部の人に残業が集中する事や、人の吹き溜まり場所なので色んな人が入っては辞めてってのはあるんだけど仕事の内容は基本ボタン押すだけ。体力と精神力・給料を考えたら特に福祉介護・物流関係やってる人の方が大変だと思ってる【俺の周りでは】
この「ブルーカラー」職業だが正規雇用されればある程度の水準で安定感を得られる。テキトーに手を抜いてクソみたいな仕事っぷりでも給料は保証されているので生きていく事はできる。ヤバいのはエッセンシャルワーカーの人たちだ。マジでリスクが割に合わない仕事と給料でほんとに大変だなって思う。
工場の仕事なんて言ってしまえば誰でもできるような仕事のオンパレードだし対人関係もそんな無い。というかうるさくてほかの奴がしゃべってても「はぁぁ??!!」みたいになるので基本はハンドサイン。そして決まった時間内に決まった事をやるだけなので脳みそ空っぽでもOK。
ただし危険・キツイ・汚い3k職場なんて揶揄される事もある。もちろんどの職場でもみんなキツイ。でも物理的にクッソ重いモノを人力で運ばなきゃいけない様な関節破壊系の仕事はすぐにやめた方がいい。危険個所に関してはまともな工場なら安全対策は鬼の様にやっているのでここは見極めポイント。あと危険な所はどんな理由があろうと絶対近づかない手を入れない。これだけで事故は防げる。
労働時間も基本的に定時で終わる。朝昼晩と稼働時間が長い工場なら2交代・3交代が導入されているのでよりホワイト。といっても帰れない系の工場もあるんだけど残業代はサービス業より出る確率が高い。
俺の会社は一時期超絶ブラック化して月80時間残業と未払いが当たり前になっていたけど、チクったら治った。みんな理不尽はチクろう。我慢しすぎると感覚がマヒして他人の痛みまでわかんなくなっちゃうんだぞ!
「今月〇〇時間も残業して自分の時間が全然なかったんだよ~」って言葉に「大変だったね。体大丈夫か?」って返せばいいのに「俺なんて先月〇〇時間だったよ~」みたなクソマウント野郎になりかねないので、我慢はほんとによくない。ヤバかったら去るのも大いにあり。
工場なんてどんな人間だろうがどんな過去があろうが採用してくれる。人生詰んで困ったらおいでよ工場。実はそこまでアホみたいな給料設定じゃないのが工場。ここが皆のディズニーランドだ。
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過去五年間の年収の推移と反省
今の工場に勤めた5年間の年収データがこちら。
2016年 | 3,807,729円 |
2017年 | 3,827,944円 |
2018年 | 4,073,836円 |
2019年 | 4,359,022円 |
2020年 | 4,396,648円 |
ある程度の振れ幅はあるものの安定した給料となっている。しかし緩やかな上昇傾向に見えるが今年が410万という事ですべては残業代だった事が浮き彫りになって震えている。
別に極限底辺みたいな給料では無いんだろうけど、俺は頭が非常に悪い為ライフスタイルインフレーションを起こしてしまった。入ったお金が増えた分はしっかりバイク用品を買ったり外食・旅行、ガジェット等々の購入して全力で消費者生活をしてきた。実家に住んでいた神環境でもいっさいお金を自分に残さなかった。ひたすら人に給料を払い続けたわけだ。コレが今のところ俺の人生最大の失敗。
おかげで貯金ほぼ0円の30歳が爆誕した。この生活から抜け出す為お金の勉強を初めつつこのブログを始めた。
この失敗を生かして生活コスト下げて、削った分を貯金・投資に回しつつ欲しいモノはよく吟味して失敗だと思ったらすぐに売却。ゴミを手にした際の損失を最大限まで減らす。そしていいモノを長く持つことでお得に生きる。
こんな感じで生活を最適化していけば秋田在住・2人暮らし1馬力のアパート暮らしでも蓄財しつつ快適に生活できる事を俺の人生で証明しつつその過程を記事にしていきたいと思ってます。そんなかんだで2022年もトダログをよろしくお願いします。