こんばんは!戸田です!寒いし雪かきも飽きました。誰か代わってください。
コロナが終わったら九州とか四国の方に雪かき体験ツアーという名目で毎日ウチの駐車場と細い道路の雪かきを本気お願いしたい所存であります。
そして雪かきすると暑いし黙っていると震えるほどに寒い。雪国だけじゃなくても冬は体温調整が難しいですよね。
体温調節のキモはアウターなわけですが今までここにお金をかけたことはなかったんです。そこで今回ボーナスにて奮発してNANGAのダウンジャケットを購入したんですが、去年の冬の比べて快適度が飛躍的に向上したんです!!
気になってる人はNANGA行っちゃえ買っちゃえって記事です。NANGAいいですよ~。
NANGA【ナンガ】というメーカーとは
キャンプ・登山をやる人にはもはや説明不要の高品質・メイドインジャパンの寝袋・羽毛メーカーです。
寝袋は永久保証を謳っているので本気の物づくりをしている事が容易に想像できますね。寝袋のラインナップはガチ雪山登山から春のキャンプユーズとほぼ全ての使用条件を満たしています。もちろん俺の周りでNANGA製品を使っていて人から悪い噂は聞いたことないです。
他の商品の展開は薄く、変にあれこれ手を出さず全て高品質を維持しているのでとても信頼しているメーカーさんです。
そんなプロ御用達品質のメーカーが作ったダウンジャケットなのだから最高に決まっている!いえ、最っ高なんです!
オーロラダウンジャケットとは
ナンガの商品ラインナップにしばしば登場する「オーロラ」シリーズですが、これはNANGA独自の防水透湿素材をさします。
オーロラテック®とは
ナイロンに特殊な防水コーティングを行い防水・撥水性をアップさせつつ、不快な『蒸れ』を高いレベルで抑えた、濡れずに蒸れないという良い所取り素材。モチロン高い技術を用いる分値段は高くなってしまいます。
このオーロラテックで裁縫されています。
そして封入されているダウンですが、もちろん最高品質です。ユニ〇ロ・ワーク〇ンとは圧倒的に品質が違います。
産地はヨーロッパのみを使用、使われているダウンの証明書も付属しています。また国内でダウンの洗浄・精製を行っているので個人的に安心感を感じます。ここの工場でこうした工程を行っている。という情報が開示されていて、ファストファッションブランドと違いって誰かが激安給料で血を吐きながら作っている製品では無いのもポイントですね!
オーロラダウンジャケットを雪国の民が着た感想
まず俺は現在早朝マイナス7度ぐらいまで冷え込み、日中の気温もず~っとマイナスの秋田県に住んでいます。
東京・岩手で暮らしていた事があって、実際住んでいる期間は25年ぐらいになりますが何年経っても寒さには慣れないし他県よりクソ寒いです。というのも気温が低いのはモチロンなんですが風が強いんですよ....秋田県は!
その風は衣類を貫通してありとあらゆる隙間から入り込んできて確実に人間の体温を奪います【なんか来たら死ぬみたいな言い回しでスミマセン】
ず~っとコムサで買った謎ダウンを来てたんですが、今回思い切ってコイツを購入して選手交代した所あまりの性能の違いにチビりました。
- まず第一に軽い。本当に軽いです。
- 一枚でバカみたいに暖かい。体温調節が楽チンです。
- 中着が一枚減って洗濯物が減って動きやすさがアップします。
- 隙間風が入らないので保温力が段違いです。
- 雪・水が全然染みてこないので一切濡れません。よって冷えません。
- 全てのポケットに止水ファスナーが装備されて抜け目が無いです。
- 耐水性が高すぎて1回シャンプすれば雪が落ちるので家に入る時楽チンなんです。
こんな高価なもの日常使いではオーバースペックかな?なんて思ってたんですがあまりのメリット祭りに驚いています。保温力の詳細は語る必要もないと思います。本当にいい商品ですね。
ノースフェイスの民と被らない上コスパが良いんです
我らが秋田県では駅を歩けば100人中120人がノースフェイスのダウンジャケットを着ています。特にベージュ色で胸と肩が黒いダウンジャケットは半数を占めます!
もちろんとても温かくて物持ちが良いアイテムだってことは分かるんですが、なんだか同等レベルの品質でちょっと違ったもの買いたいなって所でうまく差別化できているところが気に入っています。
この価格帯の製品になると温かさや品質に優劣をつけるは難しくなってくるので後は好みになると思ってるんですが、
NANGAオーロラダウンジャケットはスペックの割に安いんですよね!確かに税込み44,000円という価格は高い。高すぎるぐらいなんですが、価値に見合った性能とスペック表記があります。
NANGAのダウンはFP760・ダウン封入量150g・産地の表記が公式でありますが、一方ノースフェイスのダウンジャケットはダウンの品質・封入量が明記されていません。
同じ価格で似たような性能のダウンを探すと中々無いんですよ。水沢ダウンでこの性能クラスだと1.5倍ぐらいの価格です。
ノースフェイスがダメという話ではなくで、自分が高い金額を出して買っているモノだからこそ、どういった性能があってどういった品質なのか知っておきたいですよね!
耐水圧20,000mmは十分過ぎです。一般人はゴアテックスなんて要らない
NANGAのオーロラダウンの耐水圧は20,000mmです。はい完全にオーバースペックですね!日常生活での水圧ではほぼ全てこんな感じの水玉になって落ちていきます。とても気持ちいいです。
それはさておき、他メーカーのダウンジャケットで【GORE-TEX】使用みたいな商品を見たことはありませんか?
ゴアテックスはとんでもない性能を誇る撥水素材です。製品によっては耐水圧50,000mmを実現しており、水を一切通さないスペックを誇ります。
しかし実際そんな性能は必要でしょうか。日本にはハリケーンやサイクロンは来るでしょうか?ほぼ来ませんよね!冬のヒマラヤ登山でもしない限りそんな性能は要らないんです。
人体実験として、以前俺がバイクで長野から秋田まで時速〇〇〇kmで5時間大雨に打たれ続けた時も耐水圧20,000mmのレインウェアで十分耐える事が出来ました。中着はほぼ濡れていませんでした。一般の方が時速100km程度で5時間雨に打たれる状況に晒される事があるでしょうか。いや、無いですよね!という事は一般の方はゴアテックスなんて要らないって事をご理解ください。
なのでダウンジャケットを選ぶ際には耐水圧5000mm~20000mmもあれば十分過ぎるという事です。それ以上は明確な目的が無い限り必要無いと思っています。
とにかくナンガオーロラダウンジャケットはカッコいい
ここからはデザインのお話です。俺が惚れ込んでいるのはこのデザインと機能美なんです。NANGAはいいぞ...!!!
全てのポケットが止水ファスナー
素晴らしいですね!バイクの乗りからも絶大な支持を得ている「止水ファスナー」ですが全てのポケットに搭載されています。
これでファスナーの間から水が浸入することはありませんね!
全てのファスナーの引き手に「NANGA」の刻印があって細部までこだわった作り込みにニヤニヤが止まりません.....!!もちろんファスナーは安心安全のYKK製アクアガードですね。
各所にアジャスターが付いていて隙間風を防ぐ事ができる
まずは袖口ですが、ベルクロによる調整が可能となっています。ゴム紐じゃないので一番使う袖口がビロビロに伸びる心配が無いです。流石ですね。
ジャケット下部【腰回り】も左右にコードアジャスターが装備されいているので絞り込むことで冷気の侵入を日常レベルでは完璧に防ぐ事ができます。
もちろんフード部分にもコードアジャスターが装備されいているので、いつでも南極観測隊ごっこができます。冬の秋田の爆風から身を守る際にはバッチリです!
羽毛が全体的に封入されてるのでスカスカ部分が無い
フード部分がスカスカ、胸ばかりにボリュームがあって背中が薄い...なんて事は一切ないです。
フード部分にもしっかりダウンが封入されています。もちろん外側はオーロラテックなので水の侵入は一切許しません。
このフードを被ってコードアジャスターを使う事で冬の「あああ耳がちぎれるぅぅう!!」から身を守る事ができます!
そして前面も背面も均等に高品質ダウンが封入されていて全身フワッフワです。水鳥と「今年寒いなー」とか会話できそうなぐらいモフモフです。
全てのアジャスターを絞ってポケットに手を突っ込めばこれはもはや歩く寝袋なんです。そんぐらい温かいです。
保温力で人体実験をした所、ファスナー全閉めなら中にロンT一枚でマイナス5度で徒歩15分のコンビニまで難無く行けちゃうスペックでした。
NANGA オーロラダウンジャケットの弱点
こんだけの性能と機能美を兼ねそろえた高性能ダウンでもやはり弱点はあります。
やっぱりどんなに素晴らしい技術が使われていても衣類一枚に44,000円は高いんですよ....。俺も高品質ダウンを買うのに10年近く迷っていた者なので気持ちは分かっているつもりです。
ですが一つ救いがあって、「NANGAオーロラダウンジャケット」は売値も超高いんです。中古だろうが商品の価値が高いので値段が全然下がらないんですね。
メルカリ・ヤフオクを見ても比較的綺麗に扱われたモノは30,000円前後で取引されています。
実際買って1年間使ってみて「これ大したことねーわ」って思っても売りに出せば7割近くは回収できるので救済処置があります。これは粗悪品だとこうはいかないですよね!
寒さに震えながら、ダウン選びに迷ってる方はどうでしょう。雪国の民からみても本当にいいアイテムですよ!
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