なんだかここ最近日本の気候がおかしくなっているんじゃない....のかい!!!
普段降らない地方にも雪が降ったり雪国の民もドン引くぐらいのドカ雪がふったり一体どうしちゃったんだい!!
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と嘆いても無慈悲に雪はふってきます。
ここで人生の大半を雪国で過ごした俺のオススメのスノーブーツを紹介したい。
ノースフェイス?コロンビア?なんだそれぇ?!俺はミツウマだよ!!ミ・ツ・ウ・マ!!!!!
ミツウマとはどういったメーカーなのか
創業100年を超える爆雪の地・北海道小樽市でゴム長靴を主力としたメーカー。環境がガチすぎるが故に安心感がすごい。
現在はゴム長靴を作るノウハウを生かし工業用ラバー【ゴロードグリップ・駅の階段の滑り止め・マリーナ用防舷材など】を手掛ける、
いわゆるゴムのプロフェッショナル。
その辺のファッションブランドやアウトドアブランドからついでに出てる長靴とは品質に雲泥の差がある。
モチロン長靴を出してる一流のゴムメーカーはダンロップや弘進ゴムなど数多く存在するけど割と無骨なデザインが多くスペックは高いけれども仕事用感がエグイ。
一方ミツウマは本気長靴も作りつつより日常生活馴染みやすい製品もリリースしてくれている。
オススメSB-803。売り切れていたらSB-801でも代用が効く
まずうちの近くのホムセンだとミツウマのSB-801・803シリーズは降雪すると直ぐに売り切れてしまう。
そしてネットでも現在は品薄状態が続いているようです。運よくホムセン・靴やで出会う事があれば早めに手に入れた方がいいかもしれない。
ちなみにSB-801はロング仕様になっていて折り返す事でショートブーツとして使う事ができる。
といってもロングにした所でガチの雪寄せには長さが足りないし裏ボアにしても温かさは正直あまり変わらないのに1000円以上高い。ちょっとデザインがすっきりしていて私服にもなじむ点から俺はSB-803をすすめたい。
ミツウマSB-803はとにかく軽いて歩きやすい
まずこいつは圧倒的に軽量である。
SB-803は片方あたり約320g程度しかない。なんとナイキのエアフォースワンよりも軽い。
長靴といったら裏面にスタッドレスタイヤの様な強靭なゴムが張り付いて重量がある。そして日々改良はされているんだろうけど全面ゴはブニャンブニャンしているので決して歩きやすい靴ではない。長靴で1時間散歩はツライ。
しかしミツウマSB-803シリーズは歩き心地は抜群。俺は感動した。
というのも靴って柔らかすぎても硬すぎてもダメみたい。長靴やレインシューズの歩きづらさの理由が柔らかすぎって事がわかった。
コイツは底面のゴムはその柔らかさからしっかりとグリップを感じる。でも柔らかいだけじゃなくてソールとインソールの間に少しカチッとした芯が通ってるおかげで程よい硬さがある。コレが最高にいい。
この芯のおかげでスニーカーの様な歩き心地を実現しているのでガンガン雪が降っていても楽勝で散歩が楽しめちゃう。そんなスノーブーツ。
ガチの長靴よりも車が運転しやすい
雪国の民なんてみんなガチの長靴で楽勝で運転すると思うんだけど、足がブルンブルンするので慣れないとコントロールがちょっと難しかったりする。
SB-803はある程度硬さがあるので運転のアクセルワークにあまり悪影響を与えない。
降雪地帯では基本的に車が無いと話にならないので運転しやすい上に雪に強い靴というのはありがたい。
また水はけもいいのでスニーカー特有の雪でアクセルが滑る現象も抑えられる。安いくせに強い。
グリップ力がかなり良い。
見てくれこの歩くスタッドレスタイヤの様な底面を。
この時期はどの靴も寒さでカチカチになるんだけど、ゴムが良いのかしっかりと柔らさがある。ゴムの高さもあるのでこれならしっかり氷に噛みつける。
家の前のガチゴチシャーベットも余裕だった。スニーカーだとマジで死ぬ。
それと裏面のパターンもしっかり考えられていていいと思う。
基本的に雪国で転ぶ時はかかとからズルっと行くことが多いんだけど、このSB-803はかかとにセーフティーが付いてる。これは転倒のリスクをだいぶ軽減してくれる。間違いない。
でもこの柔らかさの反面、ライフは短い可能性がある。かかとを擦るような歩き方をすると一瞬で禿げ上がる。
硬けりゃ長持ちするけどこんだけ柔らかければすぐ無くなる。一日2万歩とかガッツリ歩く人なら1~2年スパンぐらいでの交換で幸せと安心を買える。
と言っても性能を過信しすぎるのは良くないので、積雪時は「少し前景姿勢・歩幅は短く・足裏全体で着地するペンギン歩き」の三原則は守って欲しい。
ちなみにSB-801だとさらに高性能なセラミックソールというもの装備している。アイスバーンにも強く防滑効果が高いが重量もアップしてしまう。俺としてはゴムで十分なんじゃないかと思っているけど更なるグリップを求める人はこっちでもいいかもしれない。
防寒防水ブーツとしても性能が高い。モコモコして暖かい。
防寒性能は普通に高い。中がモコモコしててすごく温かい。幸せ。ジャストサイズなら熱の逃げ場が無くなり尚良し。
劇的に足が冷える人はワンサイズ大きめの靴を購入してモンベルのウィックロンとかのぬくい靴下をはくとOK。防寒は靴より靴下。
あとどえらい高級な素材では無いので残念ながら蒸れる。これは仕方がない。
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何をやってもダメな足の臭いにはグランズレメディ。やばいぐらい効く。
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防水効果はメーカーが謳うには「深さ4cmの水たまりに4時間放置しても浸透しない」みたい。
とりあえず雪道を歩き回るぐらいだと中に水が染みてくる事は無い。しかし完全防水では無いので雨で使用すると普通に死ぬ。
残念ながら同じ防水性能を持つSB-801は1年間使い倒した結果、甲の縫い目からビシャビシャに浸水する様になってしまったので裁縫の甘さは価格と同等と思われるので定期的な防水スプレーで撥水補助してあげるといい。
やっぱり安い。躊躇なく使い倒せる価格は素晴らしい。
とにかくコレに尽きる。
ノースフェイスやコロンビアで同じタイプのスノーブーツを買おうとすると12000円~20000円はくだらなかったりする。
一方ミツウマ製は3分の1以下の価格で手にはいる。しかも性能もいい。
スノーブーツという商品の特性上、いくら金をだしてもある程度の性能で頭打ちするので日用使いはこれぐらいがちょうどいいと思ってる。
ミツウマのスノーブーツを使っていて微妙だと思う箇所
良い所をひたすらあげたけどモチロン不満点もある。
でも価格以上の価値は叩き出しているので正直許せちゃうってのもある。
本気の雪かきには全然向いてない
やはりドカ雪が降ったあとはキツイ。というか無理。
雪かきはこのタイプに限る。俺はスマック使ってます。無敵。
SB-803だと防水部分は4cmしかないので足の甲に雪がずっと乗ってるとしみてきちゃう。あと雪を足で「おりゃっ」てよせるのが出来ない。
車の雪寄せからの職場とかスーパーまでとかの雪国のお出かけ用って感じの立ち位置の商品である。
履き口がフニャってるので座らないと履けない
コレがとにかくクソめんどくさい。
すねの部分が柔らかいおかげで快適な歩き心地が得られるんだけど、履くめんどくささとはトレードオフな関係にある。
ガチの長靴ならスポっといける感覚を覚えてしまっているが故に立ったままババッと履いて素早く家を出たい時はちょっとしたストレスを感じる。
これは使い込んでいって慣れていくしかない。
冬になると売り切れが多過ぎ
一番の売れどきである12月末から1月初旬までの間、公式サイトでは発送業務停止中で購入してもだいぶ来ない。
なので公式よりちょっと安い別サイトを見ると何処も売り切ればかりというカオスな状態。
年末~正月こそ飛ぶようにガンガン売った方がいいんだろうけど従業員の休日を大事にしている会社。良い物が作れるのも納得感がある。
やはりミツウマは価格の割に性能良すぎ
スマックからミツウマのファンになっていたんだけど、SBシリーズで信者になったかもしれない。
やはりこの価格でここまでの防寒性・グリップ力・歩きやすさの三点でトータルスコア80点以上を出してくるあたり本当にいい仕事をしている。
同じく物作りの仕事をしている身としては敬意を払って使い倒させてもらう事にする。
なんだか滅多に雪が降らいない地域にもドカ雪が降ってみたりと意味不明な気候になってきているので、足元の対策するならミツウマがマジオススメ。
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