マグニフィカを購入して1ヵ月。
あまりにも良すぎて毎日4~6杯は飲んでしまっている。まじでカフェイン中毒かもしれない。
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基本的にはメンテナンスフリーなマグニフィカSなんだけど、そんなマグニフィカもフルオートではない。
という事でたかだか手取り17万の俺からした5万超えの機体は神棚。性能や寿命を極力落とす分けにはいかないので日々のメンテナンスから定期的な清掃までを実践したレポートをまとめました。
工業用品と違ってオイルやグリス・工具が必要なわけじゃない。必要なのはほんの少しの手間と時間・石灰除去剤ぐらいなので是非相棒を労わってあげましょう。
マグニフィカSは基本的にはメンテナンスフリー
マグニフィカには「自動洗浄」という素晴らしい機能が付いている。
- 電源ON時
- 電源OFF時
- 放置した後のオートOFF時
この3つのタイミングでコーヒーの通り道を熱湯で勝手に洗浄してくれる機能がある。これが良すぎてマグニフィカの虜になる人が多い。
コーヒーだけ飲む人は基本的にこの自動洗浄にお任せしてればOKです。
今回はこの清掃の他に何をすればマグニフィカを最高の状態で保てるか......という記事になります。
自分で行うメンテナンス
- 毎回使用後に行う手入れ【フロッサー・スチームノズル】
- 1に日の終わりに行う手入れ【各パーツ】
- 週一回行う手入れ【抽出ユニット】
- 必要に応じて石灰除去
説明書を見るとこの4項目が記載されていますが、正直このスパンでやるのはめんどくさすぎるので俺は適当にやってます。
ミルクを使用後は毎回【フロッサー・スチームノズル】
この部分になります。
正直自分ではお試し程度ぐらいでしかモコモコ泡は使ってない。たまにやると楽しいんだどやはりメインはブラックコーヒー。
ヨッメを喜ばそうと現在練習中。なかなかムズイ。
このノズルには牛乳や豆乳をぶっさすので「脂肪とタンパク質」による汚れが付着する為、使うたびに必ず清掃が必要になります。忘れるとマジで臭くなるので要注意。
実際の手入れ方法
まずはスチームボタンを押してスチームの余熱を行います【待つ必要は無し】
カップに水を入れてフロッサーノズルの半分ぐらいまで突っ込んだら
スチームツマミを左に回して蒸気を出します。
細かい泡とミルクカスがスチームによって吹き出てきます。
このスチームを出したままカップを外すとお湯がはねて大変な事になるので注意してください。
約10秒ぐらい行えばOK。洗浄中は拷問を受ける野生動物の叫び声の様な爆音が鳴り響く。
これでミルクの脂質・タンパク汚れが吹き飛ぶので清潔を保つ事ができます。
一度温められた牛乳が内部に少しでも残留するとマジで臭くなるのでラテを楽しみたい人は絶対行う作業となります。
1日の終わりに行う清掃作業【各パーツ洗浄】
正直言って俺はこの作業はとてもじゃないけど毎日はやってないです。公式では推奨されていますが.....。
俺としては自宅使用ならスチームノズル・フロッサー以外は1週間~2週間ごとの清掃で余裕じゃないかと思ってます。実際今の所何も問題は起きてないです。
洗うパーツは
- スチームノズル
- フロッサー
- トレイ【銀色の奴】
- カップ受け・カス受け・水滴受け
といった簡易的に外せるパーツ全部という事になります。項目が多い様にみえるけど大丈夫。一つのパーツを取り出せば複数ついてるので簡単。思ったより多くない。
実際の手入れ方法【スチームノズル・フロッサー】
まずはフロッサーとスチームノズルから。
この先っぽ【フロッサー】を反時計回りに回して下に引っ張れば抜けます。
※付ける際には爪と溝があるので無理に突っ込まずクルクル回して簡単に入る所を探しましょう。
そして中から出てきたスチームノズルは下に引っ張るだけで抜ける。くさい。
あとは食器用洗剤で洗う。スチームノズルの先端はすごく細くなっているのでカスが残る事があるので爪楊枝などで取り除いてあげよう。
実際の手入れ方法【トレイ・カップ受け・カス受け・水滴受け】
カップ受け以外はトレイを引き抜けばほぼ一体型。
本体から一式引き抜く事ができる。コーヒーカスはゴミ箱にぶち込んで残りはバラバラにして食器用洗剤で洗うだけ。
カップ受け【赤いカップ】だけは単独なので引き抜いて洗う。ティッシュで服だけでもよさそう。ただくぼみにハマってるだけなので戻すのも簡単です。
そしてトレイを引き抜いたついでに本体内部も清掃してあげましょう。
几帳面な人はブラシを使えばいいけど、俺は濡れたキッチンペーパーでコーヒーカスを取ってる。その後乾いたペーパーで乾拭き。終了!
週一回で行う清掃作業【抽出ユニット】
コイツは2週間に一回ぐらいのスパンでしかやってません。ウヘヘ...。
ちなみにこの抽出ユニットは言わばマグニフィカの心臓部分。絶対に守らないといけない注意事項が2点あります。
- 必ず電源を切った状態でユニットを外す事
- あらゆる洗剤を使わない【水洗いだけでOK】
これを絶対に厳守する必要があります。
電源を切り忘れて無理に外そうとすると故障の原因となるとの事。掃除しようとして壊れちゃうのはあまりにもつら過ぎる。
洗剤を使わない理由としてはコーヒーの油分がフィルターに金属に膜を作ってくれる事により「金属臭」を防いでくれるようです。
なんか使い込んだ鉄フライパンみたいですね。
ちなみに洗剤がフィルター内部に入ってしまうと丁寧に抽出されたキュキュットクリア除菌ラテを飲む羽目になる。洗剤使用禁止です。
実際の手入れ方法
まずは電源をオフにする。【電源を切らないと抽出ユニットは取れない】
水タンクをゆっくりと引き抜く。
次にこの抽出ユニットのフタを開けるんだけど注意して欲しいのがこの「OPEN」の部分が
個体差はあると思うんだけど、ちょっと不安を覚える程に硬い。「え?!ほんとにコレ空くの?!いいの?いくよ!!?」という程俺の場合は硬かった。
当たり引いた人はスプーンとかで軽く煽ってあげると簡単に開くので参考までに。
フタを外すとこんな感じでユニットが45度傾いた状態で入っている。
あとはこの両端の赤いボタン2か所を押しながら手前に引き抜いてあげる事で外す事ができる。
後は外したユニットを流水で流してあげるだけ。濡れても大丈夫なパーツなので遠慮なくいっちゃってOKです。
本体上部にレバーがあるのでコレを動かす事でスキマの汚れもしっかりと洗い流す事ができる。
ジャバジャバ洗うとコーヒーカスがたっぷり流れていくでとても気持ちいい。正直このパーツが一番「掃除してる感」が出てテンションあがる。
このステンレスフィルターにはコーヒーの油分コーティングがされてるので洗剤は禁止です。たっぷりの流水で洗い流してあげましょう。
あとは乾燥or軽く水分をふき取ってあげたら元に戻す。これにて終了。
必要なときに行う清掃作業【石灰除去】
この作業はコーヒーを作りまくってると徐々に水の石灰【カルキ】が内部に蓄積するので除去する必要がある。
一応機械の方にセンサーが付いているので、洗浄が必要になるとこのランプが点滅して教えてくれる。
簡単に言うと蛇口に付いてる水アカが増えすぎてるので掃除してね!といったイメージ。
この作業はデロンギ純正の石灰除去剤を使って洗浄する必要がある。
新品購入時に一個オマケで付いてくるけど2回目以降は必要不可欠なので購入する必要がある。
「石灰掃除だけだったら溶かしたクエン酸で良くね?」って思うかもしれないけど、おそらくこの純正品以外を使って何かトラブルが起きた際にはメーカーは対応してくれない。
別にそんなに頻繁に行う作業では無いし一回当たり400円程度の作業なので安心を買った方がいいと思う。風味が落ちるのとかも怖い。
実際の手入れ作業①
まずは水タンクが空な事を確認して石灰除去剤を100ml入れる。
100mlの位置には「A」という線がある。
次に水を足して「B」の位置まで希釈。水と石灰除去剤あわせて約1L入るようだ。
洗浄水を受ける為に1.5L以上受ける事が出来る容器をフロッサーの下におく。
俺はこんな感じの容器で行った。かなりの勢いで噴射されるので容器が浅いととんでもない事になる。
準備が出来たら豆量の下の(内部洗浄/除石灰)ボタンを長押しする。
ボタンのランプが点灯しつつ、右上のランプが点滅し始めたらスチームノブを左に回すと石灰除去スタート。
ノブを回したと同時にかなりの勢いでフロッサーから水が噴射されるので気をつけてくれ。
この洗浄液工程は
- 一度に100mlぐらい噴射される
- しばらく停止する【3分ぐらい?】
- 100mlぐらい噴射される
- しばらく停止する
- 100mlぐらい噴射........
を水が無くなるまで繰り返す。
水切れのランプが点灯したらスチームノブを上に閉じて第一洗浄は終了。
実際の手入れ作業②
空になった水タンクを取り出して次は水を「MAX」の位置まで投入してもう一度同じ工程を繰り返しすすぎ洗いを行っていきます。
タンクを本体にセットするとこのランプが点灯が点滅します。
フロッサーの下に空にした容器をセットしてスチームノブを左側に開く。
すすぎ洗いモードでは断続的に水が噴射されるのではなく、止まる事なくスチームノズルから水がでる仕様となっている。故障ではないです。
水タンクが空になると先ほどと同じ「水切れランプ」が点灯する。これにて石灰除去完了。お疲れさまでした。
これで俺とあなたのマグニフィカのアンチエイジングは完了。大切に使っていきましょう。
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