スタンレーマスターシリーズ１．３L真空ボトルが最強性能です【武器】

ここ最近はキャンプブームも相まってなのか水筒・タンブラーの種類が異常すぎる。ありすぎる選択肢は正直つかれる。

なので俺は現行モデルで最強の性能の水筒を購入する事にしました。

各社こぞってより軽量かつコンパクトな真空断熱商品をリリースする中、この流行とは反対方向に走って出来上がったのがスタンレーのマスターシリーズ。

水筒としては「？」な価格ではあるんだけどコイツは一生涯を遂げる相棒になりそうです。

STANLEY マスターシリーズ真空ボトル1．3L

ついに買っちゃいました。ビビるぐらいかっこいい。シビれるほど重い。

現時点では世界にこれよりカッコいい水筒は無いと思っています。

マスターシリーズといったらスタンレーの最高技術が使われたフラッグシップモデル。保冷・保温性能と耐久性は過去最強との事。

フタ兼カップにも最強真空断熱加工が施されています。この有り余るオーバースペックは所有欲を全力で満たしてくれます。

カタログスペック

寸法	幅171×直径102×高さ357mm
重量	1310ｇ
口径	54mm
容量	1．3L
保温効力	89度以上【6時間】 71度以上【24時間】
保冷能力	4度以下【6時間】　8度以下【24時間】

気になる人の為のカタログスペックは御覧の通りです。保冷・保温能力に関してはこの性能を超える製品は一般的にまず無い。

キンキンの冷水は２４時間立っても８℃以下をキープできるとの事。冷蔵庫で冷やした麦茶を詰めれば炎天下の車内でも冷え冷えの麦茶飲み放題である。

お湯に関しても次の日でも余裕でカップ麺ぐらいはつくれる。冬場はケトルで沸かしたらこの真空ボトルに入れておけばず～っとお湯が使える。エコ。

そして重量は驚異の1.3kgである。もはや飲み物が入っていないのに飲み物が入っているかのような重量はただビビるしかない。

この水筒はカッコよさと性能に全振りしているので

• 使いやすさ
• 洗いやすさ
• 持ち運びやすさ

といった所を求めてはいけないと最初に言っておこう....!!

見た目が最高。マットブラックカラーがカッコいい

ここからは見た目のチェックだ...!このカッコよさの前では多少の使いづらさなど一切気にならない.....!!!!

いやぁ....かっこいいですねマジで。

これで殴れば大男もぶっ倒れそうな堅牢さ。おそらく山で出くわしたグリズリーに襲撃されても一撃ぐらいならコイツで守れそう【※妄想です】

カラーもつやつやキラキラではなくマットで落ち着いた感じがすごくいい。

フタ兼カップにはシリコン製厚手の滑り止めとロゴが入っています。

本体の主張しすぎないロゴマークもすごくいい。ステンレスの落ち着いた輝きは質感最高です。

表面の塗装はザラザラとした感じでかなり滑り止めが効きます。まだ落としたりしてないけど塗装がえぐれたらかなり目立ちそう。

といってもこの手のデザインは傷物になればなるほどカッコよさが増していくので使い込むのが楽しみであります。

ハンドル部分は骨として分厚いスチールが入っていて表面にシリコンラバー加工がされています。

強力に装着されている為このハンドルが壊れる事はまずなさそう。車に轢かれてもしっかりこの形状を保ってることでしょう。

底面には製品情報が刻印されています。注意書き内容は食洗器大丈夫。電子レンジはダメよ。とのこと。

中栓を1.5回転ほど緩める事で注ぐ事が出来ます。

ボトル直飲み用では無いので注ぎ口はかなり薄く、水がスパっと切れるので垂れる事がなく非常に気持ちいいです。

このキレの良さはお湯を持ち運ぶ際のヤケドのリスクも減らしてくれるのでありがたい。

圧倒的な性能【主要の他メーカーと比較】

カタログスペックでもわかる様にこのスタンレーの保温・保冷性能は最強である。

他のメーカーのフタがカップタイプのモデルの保冷力と比較するとこうなる。

	６時間後の保冷効果	６時間の保温効果
スタンレー・マスターシリーズ	４度以下	８９度以上
象印・SFシリーズ	７度以下	７９度以上
タイガー・サハラ	８度以下	８０度以上
サーモス・ROB	８度以下【表記が無いため別モデル】	８０度以上

マジで圧倒的すぎる。間違いなく現段階で最強スペックである事は間違いない上にオーバースペックであることも間違いない。

４度以下の水を入れて６時間放置してもまだ４度以下をキープ、９５度のお湯を入れても６時間後には８９度以上をキープ。これほどの性能が必要がろうか。いやない。

そして最強が故に真空の層が他のモデルよりも30％も多い所から製品はクソでかく、重量も増えてしまっている。

だが、これがいいんです。公道ではパワーを持て余した大型バイクの様な余裕が所有感がたまらない。

1.3Lモデルのサイズ感をチェック

とにかくカッコいいんだけど、このマスターシリーズの真空ボトルはクソデカい上にクソ重いです。

比較に1．5Lのペットボトル飲料を置いてみました。

破壊的に大きいサイズですね。とてもじゃないけどちょっと近所のお散歩に.....という使い方は難しいでしょう。

1．3Lのボトルなのに1．5L飲料がすっぽり中に納まってしまいそうです。

フタ兼カップのサイズ感こんな感じ。

350ml缶の４分の３サイズといった所。これは非常に持ちやすくて底の滑り止めも分厚くて使い勝手がいいです。

ちょっとした傾斜がある場所や凹凸がある地面でも割と安定して置く事ができるので飲料を注ぎやすくていい感じ。

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といっても１．５Lボトルを優に超える圧倒的なサイズが故に持ち運びは困難を極めます。

車の中にぶち込んで定期的な水分補給に使うか、キャンプや部活など常に持ち歩かない使い方がオススメです。登山とかだと間違いなく死ぬ。

マスターシリーズ1.3L真空ボトルの弱点【気になる所】

サイズと重量はもう個性として受け入れた上で、この真空ボトルには少し弱点があるんです。

これさえクリアできればポチってニヤニヤするだけです。

開け閉めの音がマジでうるさい

本体は鋼ステンレス製ですが、フタも同じく鋼ステンレスで出来ています。

そしてこの様に金属同士にスクリューが切られているので、

フタを開け閉めする際には「シャー！シャー！！」と中々パンチの効いた金属音が鳴り響きます。

屋外で使用時は気にする必要は無いかもしれませんが、静かなオフィス内では気になる人もいるかもしれません。

もちろん強力な金属同士なのでどちらかが削れて鉄粉が出る.....なんて事はないので安心してください。

中栓が割とモロイらしい【７００円で買える】

こちらがあまり評判の良くない中栓。

この中栓のお湯に対しての耐久性が低いとのレビューがチラホラある。実際にアッツアツのお湯を入れて半年～1年間使うと底面のパッキンorステンレス部分が割れてしまうそうだ。

といっても本体は無敵でこの中栓さえ定期的に交換さえすればず～っと使えるという事になります。

700円程度で購入できるけど、結構な頻度で在庫切れを起こしているので見つけたらストックする事をオススメします。特にお湯メインの方は見つけたらすぐ購入しましょう。

入口が狭いので大きな氷が入らない

【大型経口の53mm】と謳ってはいるけど、内側が狭くなっている為実際は36mm程度しかないのがつらい。

この内側が分厚くないるのは圧倒的な保温力を高める加工なので仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、内側の寸法を表記もして欲しかった。

セブンイレブンのロックアイス1．1kgに入っている平均的なサイズの氷が、

約43mm程度の横幅があります。なのでこの氷をスタンレーの真空ボトルに入れようとしても、

この通り内側で引っ掛かってしまうんです。

もちろん小さなサイズを選んであげればOKだし、家庭用製氷機のサイズなら問題なく入れる事ができます。

ただ出先でコンビニでロックアイスを買ってぶち込みたい人には真空グロウラー1．9Lの方がいい。こいつは経口が60mmあるので大抵の氷は入りそうです。

スタンレーの真空ボトル1．3Lが向いてる人・向いてない人

とにかくカッコよくて頑丈で最高性能。朝入れた麦茶は真夏の車内でも夜まで冷え冷え。

ただそれだけで欲しくなるんだけど、やっぱり製品としては人を選ぶアイテムです。

一応リスト化したので向いてない人に当てはまる場合は購入してもクソデカい文鎮になる可能性があるので注意して欲しください。

向いてる人	向いてない人
移動が車メインの人	移動が電車・徒歩メインの人
最強の保冷・保温性能が欲しい人	ほどほどの真空断熱ならどれでもいい人
飲料込みで2.5kgを持ち歩ける人	軽くてコンパクトなマイボトルを使いたい人
仕事・キャンプ・釣り・部活等で使おうとしてる人	ハイキング・登山・ロードバイク等で使う人

とにかく携帯性が悪い上に、飲むまでにフタを取る→中栓を緩めるという２アクションがあるので手軽さは一切ありません。

立ち止まって両手を使う様なシーンで活躍するアイテムなのでどうしても使用シーンが選ばれます。

モチロンこの最強性能のマスターシリーズは1．3Lの他色々とサイズ展開しているので、用途にあったサイズを選ぶといいかと思いますが、

全ての商品が、他の真空断熱製品より一回りデカい。という事だけは覚えておくといいと思います。これからマスターシリーズの購入を考えてる人の参考になれば幸いです。

1.3Lと0.75Lのフタ・中栓の形状は全く同じとなっている。

0.53Lに関しては中栓が無く蓋のみとなっている。【カップは付属せず直飲みスタイルとなります】

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