
やっと都会のジム乱立のブームが秋田にも流れてきて僕はそれはもう大喜びである。
そこで次々と出来ていくジムに対して「なんか敷居高そう」「そもそも筋トレの仕方わからない」「時間ないしめんどくさい」
なんて否定的なイメージを持っている方も多いのではないか。
筋トレに対する不安は次に記述するので、今回は何故に田舎暮らしの人ほどジム通いをしたほうがいいのかを解説する。
ちなみに俺はランニングマシン・ベンチプレス・スクワット・懸垂とラットプルダウン【背中のトレーニング】なんかを定期的に行っている。
といってもいきなり筋トレよりまずは体を動かす事から慣れていくといいのでまずはジョギング・ランニングだ。
おかげで体の状態はかなりいいので是非おススメしたい。
歩く事が首都圏の人に比べて少ない

これは田舎あるあるだと思うが、完全に車社会なので日常的に「歩く」という動作が圧倒的に少ないのである。
俺自身東京に2年住んだ後秋田に戻ってきて強烈に感じている事である。
でもこれは仕方がない事なのである。
自分が行きたいと思う店や場所まで遠すぎるのもあるし、バス・電車の時間も1時間に一本とかで尚且つ目的地から離れた場所に降ろされる事がしばしば。
また雪が降る地方では車が無い事は死を意味するレベルで生活の難易度があがる。
となると日常的に「歩く」という行為が目的地で用を済ます時と駐車場から店内までの移動シーンでしかやってこない。
一方都会に住んでる人だと電車通勤がメインとなるので毎日駅まで歩く・駅からまた歩く・もしくは自転車で通勤するという行為が日常的に行われているので歩行数に勝ち目が無い。
この「日常的に」歩行する事こそが日々の積み重ねであって10年後に基礎代謝・基礎体力に圧倒的な差が付くのである。
ちなみに秋田県男性30代での平均歩数は6847歩であって全国平均は30代で8127歩である。【28年厚生労働省国民健康・栄養調査結果より】
これは10年間で見ると467万歩全国に比べ歩いてる歩数が少ない事になる。やばい。
日常的に運動出来る施設そのものが少ない

少し古いデータではあるが20年度都道府県別スポーツ施設数は
秋田県が3098件に対し東京都が12162件・埼玉が10196件・愛知で10467件となっている。
スポーツ施設とはトレーニング場や多目的運動公園などの事を指しているのだが、秋田は人口と施設が少ないのに対し土地は広い、東京は人口が多く施設も多く土地は狭い。
これはスポーツ施設へのアクセスの悪さが尋常ではない事を意味している。住まいの近くに運動場・大きな公園・テニスコート・トレーニング施設などが無い為、生活の一部に運動を取り入れる事ができないのだ。
歩道が全然整備されていないのでランニングも出来たものじゃない

まじでこれに尽きるって地域の人もいるとおもう。
とにかく国道・幹線道路はともかく県道や住宅地でもちょっと中に入ると歩道の概念が無くなってしまう。
街灯が少ないため夜道は危ないし穴ボコやいきなり歩道が無くなったり、謎に細くなったして歩道としての役割を果たしてない道が多々ある。
またアスファルトをぶち破って伸びてる草もなかなかに邪魔である。また悪路でのウォーキング・ジョギングは捻挫の恐れがあるのだ。
人が生活する事に最適化された都内とはちょっと勝手が違うわけである。
大自然の中のびのびとランニングできそうで気持ちよさそう!なんてのは幻想であるって、早朝の暴走軽トラに轢かれるか鹿や熊に遭遇してしまう可能性もあるので要注意だ。
また喉が渇いても電子マネーに対応していない自販機が多いので水分を補給するルートはしっかり確保しなければならない。
まとめ
日常的に歩く事が首都圏の人に比べ少ないとなると、仕事終わりに運動するしかないのである。
しかしランニング・ジョギングをするにしても運動公園も少なければ歩道の整備もなってない・夜は暗いという現状である。
ましてや住んでる場所によってはその公園まで車で行かなければならいなんて事になっては二度手間もいいとこだ。
となると思い切ってジム・スポーツクラブに入会してしまうのが手っ取り早いのである。
最初はランニングでもエアロバイクでもいい。そして気分が乗ってきたら重りを使ったトレーニングをやってみればよいのだ。
最初は何となくでいいのでまずは体を動かす習慣を付ける為ジムに通う事をおススメする。なにより周りの皆が黙々とやっていると自分もやってみよう!とモチベーションにつながるのが大きい。
健康の資産価値はとんでもないのでジムにかけるお金は自己投資だ。無駄じゃない。迷っている人がいたら迷う時間がもったいないので今すぐにいこう。