俺も30代になってこれから人生のターニングポイントを迎えるにおいて、
秋田の平均年収と全国の年収平均を比べて今自分の立ち位置がどこにいるのか確認することにする。
というのも30代となると一番金がかかり始める時期に差し掛かる人が多く結婚・マイホーム・家族などのライフイベントが発生する可能性があるので出費が跳ね上がる傾向にある。しかし給料はフラット35だ。
その時に苦労しない為に20代でしっかり貯金を作って搾取対象にならないようにするべきなんだけど、残念ながら30代になった俺の貯金はカスである。
このままいくと苦しい家計の中まとまったお金を支出できないので、クソ高い金利で無理して家を建てて必死に払い続ける消費者として毎日冷や飯を食う未来が見えてきて焦って来たのでデータにて同類がいっぱいいるって事を確認して傷の舐め合いをする事にしました。
全国の平均年収
まずは全国から。
国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査結果」によると、平均所得は433万で3年連続で下がっているそうだ。
といっても平均だと比較的高収入な職種の人が数値を引っ張り上げてくれるので自分の立ち位置を図るには中央値だ。
平均値とは
年収300万と500万と2億の3人がいたら一人当たりの平均値は約2000万円になる。大きな数値の人に少し吊り上げられる。よって自分の立ち位置を図るには難しい。
そして中央値はおおよそ370万といわれている。これは年齢は関係なく働くすべての人の総計である。
中央値とは
年収が300万・400万・500万・1000万・2億の5人がいたら中央値は真ん中の500万。これを全人口で考えるので日本でその給料をもらっている人が最も多い数値という事になる。立ち位置図りにぴったり。
この時点でちょっとテンションが下がる人もいると思う。次に我らが愛する秋田県だ。
秋田の平均年収
秋田県の平均年収は379万円である。全国44位である。悲しきかな。副業とか頑張るしかない。
そしてお待ちかね中央値は340万円である。これは今年度のデータではないが数万は誤差の範囲だと思ってくれ。
ここでガクガク震えたくなる気持ちを抑えて年齢別の全国と秋田の平均値をみてみよう。
年齢 | 全国平均 | 秋田県 |
---|---|---|
20代 | 318万 | 298万 |
30代 | 429万 | 360万 |
40代 | 489万 | 416万 |
50代 | 524万 | 439万 |
なんて恐ろしい数値だろうか。ただ震える事しかできないぜ。
ちなみにこの平均データの調査対象は従業員が10人以上の事業所が当てはまるのである程度の規模の会社が調査対象となる。
我らが秋田県民の年収中央値は340万円。そこから税金が約20%引かれてて手残りは約272万円となる。
これを12分割するとひと月あたり使えるお金は約22万円となる。これだけ見ると余裕で生きていけるんじゃないかって思うんだけどそれは一人で生きていく話で子供を育てていくにおいては問題はマジで山積み。
業種によって年収の振れ幅はめちゃくちゃあると思うので正確さには掛けるけど、この数値をベースにとりあえず生活モデルをざっくり考えてみる。
大卒20代での奨学金ありの生活モデル
秋田の20代平均298万ケースで考えると月の手残りは19万円となる。実際こんなもらえないと思うけど。
まあリアルな所で手残り17万ぐらいとして考えてみよう。そして奨学金返済額は10年返済で320万円あるとする。
ひと月あたり生活コストが家賃5・インフラと通信費2・奨学金3・食費2・車維持1・だとすると4万円残る。
4万は.......ヤバ過ぎワロタ。こりゃ20代での一人暮らしは修羅の道になります。給料が上がらず返済し終わった頃には貯金ゼロの32歳が爆誕する事になる。恐ろしいぜ。
実家で力を貯めつつインデックス投資でもするのが得策。
30代・一馬力家庭子持ちの生活モデル
父・母・子供一人のケースで考えるともっとヤバい。
仮に360万ケースで考えると手残り288万で月平均24万となる。
そこから家賃6・インフラと通信費3・食費5・車2台維持2・子供5だとすると3万残る。
もちろん色々な制度によって補助金等々が出ると思うけどこの未来図はマジでクソヤバい。よって共働きじゃないと生きていく事は不可能。
世帯年収が500万ぐらいまでいけばなんとか人間らしい生活はできるはず。
俺の2021年の年収予想
恐らくこのままいくと今年は380万ぐらいで着地する事になる。
まずなんとか中央値はクリアした。今にもマジで潰れそうな会社だが大元がデカくて労働組合もあるので給料水準は安定していて俺は助けられている。
このままこの会社が終わったら他工場に飛ばされる、もしくは転職活動だ。まあ大丈夫なんとかする。その際はブログのネタになるだろうとすら思ってる。
といっても年収に見合わない家賃と娯楽に走ってしまっているので自業自得の貯金額になっているので生活防衛資金をしっかり固めない俺は転職活動も十分にできずにハローワークとかの急募のクソ求人しか選ぶことが出来ずにブラック企業にGOTOトラベルだ。もう戸田のバカッ☆
ちなみに各月の俺の給料明細はこのブログを始めてからすべて公開しているので気になったら見てみてほしい。
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給料が増えないならまずは節約。いずれ転職。
給料が少ない事に嘆いて絶望している俺たちなんだけど解決策は「転職すれば?」になる。しかし「OKグーグル!転職エージェントに今すぐ連絡しまあああああす!!」とすぐになれない気持ちもクソほどわかる。ましてや歳をとっていたり今勤めている会社にいる期間が長ければ長いほどその足取りは重くなると思う。
転職活動はタダだし自分の市場価値を知るという事では会社に勤めながらも転職活動はできるんだけど、俺は帰ったら酒飲みたいし休みは飯屋いった後ゼルダやりたい。
そこでまずは金銭的な余裕を少しでも作る事が大事だと思ってるんだ。
でも生活の質は下げたくないっすよね。米と小麦ばっか食いたくないですよね。ならば固定費をとにかく下げる事が得策だと思う。
というのも「節約しなくちゃ!!!」といって
- 電気をこまめに消す
- 水の流しっぱなし・シャワーの流しっぱなしをやめる
- 他店より5円安いガソスタに並ぶ
- 50円安い卵をちょっと遠いスーパーまで買いにいく
- 冷房・暖房をマメに消す
みたいな事をすると自分がやった努力に対価が合わないのでこんな事やるより1時間多く働いた方がマシ。なんてことになりかねない。
なので俺が推奨したいのは節水シャワーヘッド・電力会社の乗り換え・手厚すぎる保険の解約【見直し】・いらないサブスクリプションの解約・ふるさと納税とかいろいろあるんだけど、まずは未だにやってない人が多すぎる通信費の見直しをやってほしい。
-
秋田のエリアも拡大中【楽天モバイルで支出の無駄を省こう】
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スマホに月1万払ってる人があまりにも多すぎる。俺は今楽天モバイルを使っていてキャンペーン期間だったので来年の2月まで利用料0円だ。この期間が終わったらOCNかIIJmio、もしくはLINEMOとかに変えるかもしれないし楽天を使い続けるかもわからない。
俺が「格安sim」といわれるものを使い始めてからもう6年ぐらい経つけど「不便だな」って感じたことは全くといっていいほどに無い。使用感が変わらずに月7000円とか浮くんだったらこれよりいい節約はないと思っている。
通信費を改善したら次は保険、電気.....と毎日「我慢している」と感じない所から改善して預貯金を増やそう。
そして日々の生活コストを削減して預貯金を作っていけば【余裕をもって転職できる】【理不尽な事要求した際に「しらねーお前がやれよボケ!」と言って退職願いを叩きつける】【しがみつかなくていいので断れる】といういいメンタルを持てるのでよりよい労働環境作っていけると思っている。まずは生活防衛資金だ。
ここまで読んでくれた人は一緒にがんばろうぜ.....!!!立ち位置の現状把握が出来たら生活次は生活コストの見直しだ....!!!