この時期は肉まんがうまい。もっといえば別にこの時期じゃなくても肉まんはうまい。
ちなみに肉まん・豚まんは地方によって呼び名が違うだけである。
あと豚まんは具材が豚100%をさすが、肉まんもたまに鶏や牛を混ぜていると思うが大半は豚肉だと思ってます。
秋田に肉まん専門店が爆誕した
場所は秋田市土崎港北二丁目12-19。定休日火曜日・営業時間は11時~18時である。秋田住まいの方に通じる言い方といえば自衛隊の秋田駐屯地・正門前といった所でしょうか。
見つけられない方は自衛隊通りのいとくとサンデーがある道路上にあるので参考にしてください。
駐車場は店舗左側に二台あるがちょっと狭さを感じる。しかし店舗面積からみたら当然である。高確率で埋まっているのでいとくで買い物したついでに寄ってみてはどうだろうか。
秋田の肉まんといえば八橋の『盛』が有名だが、こちらは期間限定との事。いつも食べれるこの福楼の登場は秋田の多くの肉まんファンを喜ばせたのではないか。
テイクアウト専門というところがまたよい。客の回転率もよく多少並んでいても効率よく客が捌けていくのでまったくストレスフリーである。
ふっくらもちもちジューシーという決まり文句
そしてこいつが例の豚まんだ。
正直言って見た目はコンビニとか大阪王将の冷凍肉まんとなんら変わりはない。そりゃそうだ肉まんなのだから。
大問題が味である。
生地はフワっとした口当たりだが口に含むともっちり....いやむちっとしたまるで蒸しパンの様な質感を感じる。小麦は秋田県産『銀河の力』を使用しているとのこと。
そして具材達である。まず初めに感じたのが玉ねぎの食感である。豚の甘味と相性が尋常ではない。若虎屋家系ラーメンで油多め味濃いめにタマネギが欠かせないようにこの肉まんの味付けには無くてはならないものとなっている。
次に豚肉であるが、色々な部位が高次元でバランスしている為溢れ出る肉汁がしつこくなくうま味だけが襲ってくる感じである。それに加えただ柔らかいだけじゃなくほどよい食感もある。柔らかさだけが正義ではないのだ。モチモチの生地の中にしっかりと食べ応えのある豚肉、なのにジューシーでスッキリ。明らかに過剰表現に聞こえるかもしれないが、俺は肉まんを食べたてこれほど感動したことはない。豚肉は秋田県産のモモ・肩ロース・バラ・豚脂をダイス状とミンチ状わけてカットしてあるそうだ。
断面図からは店主のこだわりと肉汁が溢れ出てくる。これ書きながらもう食べたい。
和からしを付けるかどうか聞かれるのでこれは付ける一択である。とにかく豚肉の甘味が尋常ではないのでからしとの相性がよい、店主はわかりすぎている。まるで高級和牛にワサビが無くてはならないようにこの豚まんにもからしが必要だ。
焼売もあるがこれは残念ながら完全にツマミ
福楼では焼売の販売も行っている。豚まんは完全に作りたてを提供してくれるが焼売は作り置き。
4個で280円というまずまずのコスパである。いわば豚まんの具材だけ食べれるといったところだが、
焼売の皮を除いてほぼ炭水化物無しの肉タマネギなので完全にツマミの栄養価である。俺は家で瞬く間にストロングゼロダブルレモンをあけた。
これはお父さん歓喜の極上ツマミである。もちろんからしを添えて大いに楽しんでほしい。むしろ俺は焼売を買いにまた週末いってしまいそうである。
売り切れ注意という事
こればかりは秋田で出来立てのお店ということだけあって逃れられない問題である。
しかしここの店長はマメなのだ。毎日FacebookとTwitterにて完売告知・蒸しあがり時間・焼売の在庫といった情報発信をしている。
最近はFBの方の更新がおろかになっているのが謎だかTwitterを見れば間違いない。
火曜日の定休日を除いては毎日更新なので店舗に行く前にかならずチェックしてほしい所である。
さあ美味しい豚まんを食べようではないか。