今回は秋田県と宮城県の境界、湯沢市へ行ってきました。
かるーくラッキーに行ってキャンプ用品の実物みて帰ってネットで買お~なんて邪悪な気持ちで行ったものの無事に現地で数点購入。恐ろしや。
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スーパーモールラッキーは秋田最強のキャンプ沼である
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時間も14時を回っていた為お腹もペコペコだったので、近場で見つけたカフェにふらっと入ったんですが、まぁそれは中々の空間でした。すごかった。
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湯沢市 ももとせの場所・駐車場
ももとせは国道13号線からちょっと中に入った所にありますが、13号線はバイパスになっている為スピードが乗ってると秒で通り過ぎるので要注意です。
安全圏だと一本手前のマルタイ食堂のある十字路から入って行った方がいいかもしれません。
といってもこの辺りは本気で人通りも車通りも少ないゴーストタウンと化してるので多少とんちんかんな運転でも問題ないと思います。
また豪雪地帯ですので雪捨て用に側溝の幅がえげつない程広いので注意してくださいね!冬に行く人は尚更注意です。
店舗データ
【店名】
インテリアショップ&カフェ ももとせ
【営業時間】
〈全日〉
10:30~17:00
【定休日】
火曜日・水曜日
駐車場はお店の前にたっぷりあります。
お店の前には地元の新鮮な野菜が売ってたりします。
横に賽銭箱がある無人野菜販売所ですね。もちろんワンコインです。
ももとせの店内の様子【蔵をリノベーションしたモダン全開空間】
とにかく洗練された空間といったイメージ。
オシャレ過ぎてキョドるけど気付いたら完全にリラックスして長時間居座ってしまう様な空間でした。
明るくて温もりのあるカウンター席、カチッとした雰囲気のテーブル席、隠れ家的な座敷席と空間ごとにコンセプトが違って感じるのが面白い。
座る席によって全然違うお店に来たような雰囲気づくりはすごいとしか言いようがないですね。
ちなみにカフェスペースの椅子やテーブル、ソファは取り扱い商品の見本となっていて、全て購入する事ができます。
定休日の火曜日・水曜日に予約を入れればお客さんがいない状態で家具を見て触って選んでオーダーする事が出来るみたい。
では入っていきましょう。
入り口がもう洒落てる。張り出た手洗いスペースに腰とか強打したら膝から崩れ落ちそう。
なんか一見さんお断りか?って雰囲気を感じつつ入店した所、優しく出迎えてくれました。あぁよかった、こちとらビビり散らかしたぜ。
中に入ると綺麗に陳列された雑貨品とカウンター席、注文用カウンターがあるスペースが広がります。
うおーすげ。オシャだ。
カウンター席なんて映え散らかしてますわ。なんか座るだけで何かが向上しそう。
席同士の感覚は広いとはいえないのでPC作業等には向かない。ちょっとした休憩によさそうですね。
続いて奥に進むと窓際のテーブル席、右側にはテラス席があります。
窓際のテーブル席はたっぷり光が差し込んでいます。おそらく人気席。
この席とカウンター席の光量は紙の本を読むのにピッタリかもしれない。
テラス席は公園の常設テーブルベンチセットの様な感じ。
小さな庭が広がっていて自然の中で食事と休憩が出来る。この開放感は中々いい。
といっても豪雪地帯の湯沢なので外気温的には10月ぐらいが飯を食える限界ラインかと思います。
そして窓際テーブル席の左側には立派な蔵の入り口が広がります。
黒漆喰【くろしっくい】という非常に高度な技術で塗られたものらしく120年前のものなのにまだ鈍く黒光しています。
ん~これは普通にカッコいい。
もちろん蔵の入り口にもテーブル席が2席あります。こちらはほどよい照明とスペースがしっかり取れているのでPC作業もやりやすそう。
そして蔵の門を通るとかなりシブい空間が広がります。
中央に4人掛けの大きなテーブルが3つ、仕切られた座敷席が3席。
反対側から見るとこんな感じ。かなり独特な空間で木の温もりがすごい。閑散時間帯は本当にいい場所。
特に座敷席のクオリティがマジですごい。これは寝れる。そのかわり足くさいマンはきちゃダメー!!(ナウシカ)
フワフワのソファでゴロっと横になりながら休憩すれば長旅の疲れも癒えるはず。
ローテーブルを使いあぐらで飯を食うオールドジャパニーズスタイルは何だか旅館に来たみたいで贅沢です。
また2人掛けの席が1つだけあります。この席での食事はハードモードなのでコーヒー休憩にピッタリです。
とにかく席のバリエーションが豊富なので、どの席に座りたいかだけ目星をつけていく事をオススメします。
カフェももとせのメニュー・価格帯
このお店の一番人気である「月替わり膳」はこの日は売り切れでした。ぱおん。
17時まで営業している事をいい事に余裕ぶちかますと悲しい思いをするので、絶対に月替わり御膳食べるんじゃ!!って人は余裕をもって午前中もしくは予約する事をおすすめします。
価格設定は割と強気設定な感じがした。
というのも食事の内容量が劇的に少ないので「ラーメン屋やってなかったからももとせ行くか~」みたいなノリで来てはいけないと思った。
ガチ食事より一休みする所だここ、まちがいねぇ
皆瀬牛のマッサンカレー・野菜のドリア・牛乳プリンを注文
ももとせの注文の手順は、
- 入店後カウンターですぐに注文
- その後好きな席を探す
という形式になっています。といっても目当ての席が空いてない可能性があるので、まずは席確認してから注文した方がいいと思う。
そして今回は超ハラヘリだったのでフラット寄ったカフェとはいえ本気の食事をすることにした。
皆瀬牛のマッサマンカレー
カレーというよりカレーウォーターでした。
マッサマンカレー自体がスープ状食べものを指すのでこれはこれでいいんですが、付いてきたスプーンが厚みがある上に浅いタイプだったので初っ端から容器を傾けないとすくう事ができない悲しみ。
味付けは薄めで辛みもあまり感じなかった。めちゃくちゃ体に優しそうな感じ。
皆瀬牛の肉のクオリティは本物。ホロッホロに煮込まれて口に含むとニッコリ。しっかりとした繊維質とゼラチン質を感じる当たりからきっとすね肉だと思う。
噛めば噛むほどに旨味が溢れ出てくるのでコレはウマイ。もうちっと食べたいンゴ。
4分ぐらいで食べ終わってしまった....。
野菜のドリア
付け合わせは皆瀬牛のマッサンカレーと同じものとなっている。きゅうりと昆布の漬物、何故かココナッツの味がするピクルスのセット。
ドリア本体はチーズの量と伸びがえげつない、もはやチーズの海と化しているジャンクフードドリア。これはこれは....。
塩味がガンガンに効いたチーズが美味い。中にゴロゴロ野菜が入ってるので食いごたえもしっかりある。クリームソースは米粉を使用しているとの事。優しい甘味とチーズのパンチが相性抜群の逸品。
しかし俺がもっとも苦手とするトマトがふんだんに入っていたので無事死亡。トマト好きな人レビュー頼む。
自家製甘夏ソーダ・アイスコーヒー
容器はハリオV60の10ozを使用しているので氷の量から飲料は約120ml程度かと思います。
何が言いたいかというと、ほぼ氷なので喉カラカラの状態で注文すると秒で終わります。
友人や恋人、親戚・家族と長話をする際にチミチミ飲むような内容量なので見た瞬間「少ないな……」って感想が出た俺はこのお店に向いていない。
牛乳プリン
ハイパーウマイ。流石栗駒フーズのいい牛乳を使ってるだけあるぜ。
きっとこのお店は牛乳プリンとコーヒーで軽く休憩する為にあるんじゃないかと思ってしまう完成度。
甘さ控えめ且つ口当たりなめらからなくプリンは疲れた体にマジで染みる。もしここに訪れた際には必ず食べて欲しい逸品。
ちなみに「バナナとラムレーズンのパフェ」は湯沢市の栗駒フーズのラムレーズンジェラードが使用されているコラボメニューとなっている。
湯沢の特産品なのでもっとデカデカと表記してもいいんじゃないだろうか.....。
すごくいい空間なのに食事面は何かもったいないな……と感じる所が少しあった。
もしかしたらももとせさんは月替わり膳に力を全振りしているのかもしれない。
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ももとせの注意事項
食事提供がスローペース
注文してから席について、食事が提供されるまで30分を超えてきます。
今回の訪問は日曜日15時過ぎだったのでお客さんも6割いるかいないか......という状態だったけど、来るのに時間がかかった。多分混雑時だと1時間とか超えてくると思う。
ずーっとおしゃべりしたり、本読んだり、スマホ弄ったりという食事がオマケの人はいいと思うけど、飯食いに来たら「ハラヘリ死ぬ....」ってなります。
店員さんがすごく丁寧かつ「大変お待たせしました申し訳ございません」とか言ってくるもんだから、システムが悪いんだろうな.....って思った。
時間に余裕のある方だけ行きましょう。
クレジットカード使用不可
まさかのクレカ非対応・電子決済全滅。
支払いは現金or秋田県プレミアム飲食券のみ対応との事でした。【2022年9月時点】
クレカとスマホのみのスマートライフをしている方は久しぶりの現金を持って行きましょう!
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秋田県プレミアム飲食券2022年版を使っていない?損していますよ!!
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トイレにウォッシュレット無し
すごく小奇麗でぬくい空間なんだけど、トイレのクオリティは公園レベル。
どうしてもウォッシュレットが無いと俺はダメなんだ.....という人は携帯ウォッシュレットを持参しましょう。
あとトイレットペーパーも新聞紙品質なので要注意。
冷たいドリンクとアイスやパフェでお腹を壊さないようにだけ注意してくれ.....!!!!
上質な雑貨品が色々あるのでただ立寄るのもアリ
食事をせずに雑貨品を見に来ている人もチラホラ。
このお店で使われているアイテムを売っている様で大量生産品というより職人が手掛けた本物アイテムが所狭しと陳列されている。
あまり見る事が無い商品があったので此処でしか出会えないアイテムが見つかるかもしれない。
なお、こういった商品選びのセンスは俺には皆無なのでパーッと写真でだけ紹介します。
撮り切れてない場所があるんだけど、あとは実際に行って見てみてくださいね!
以上が秋田県下湯沢にあるインテリアショップ&カフェももとせでした。気になった人は是非!
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