最強のプロテクター。それは最も強いから最強である。
よって「最強ランキング15選」なんてものは存在しないのである(いきなり何)
今回は去年から購入して愛用している俺至上、最強のプロテクターを紹介したい。
しかしフォースフィールド本当にいい商品なのに使ってる人少なすぎますね。

トダです。ツイッターやっています。サイト更新情報と秋田の写真・ネタを掲載しています。フォローお願いします。
フォースフィールド【FORCE FIELD】とは?どこの国のメーカーなのか

フォースフィールドはイギリスのプロテクターメーカー。
正式名はフォースフィールド・ボディーアーマー。かっこよすぎる。中二心が火を噴いちゃう。
日本ではレスプロ社が輸入代理店を務めています。
フォースフィールドの特徴といったら世界最高レベルのプロテクション能力と
「防御力を数値として公表している」という事。これはすごい。
基本的にどのメーカーも
「CE1です!CE2です!!」
「CE2なのに柔らかいです!」
「CE2なのにこんなに軽いです!!」
こういったアピールはするものの、
「これぐらいの力が加わった時、体に伝わる力はこんぐらいです」という数値データは一切公表していない。
しかしフォースフィールドは数値を公開してくれています。

自信の表れであって、すごく信用したくなる。
ソフトプロテクターとしては間違いなく世界最強レベル。
主な特徴としてはNitrex素材【二トレックス】という衝撃吸収素材を重ねまくって作っている所。
二トレックス素材はとてもしなやかで体へのフィット感がマジで高い。
バイク用だけでなくMTB・スノーボード用にも流用できる程に体の動きにフィットするそうだ。
同じ商品を別のスポーツに使い回せるのはすげぇ。
俺が使っているのはEX-Kハーネス・フライト
このモデルは衝撃通過率5.78kNとなっています。
背中のプロテクターは9Nを下回ればCE2が付くので余裕をもってクリア。
-
-
バイク用プロテクターのCE規格とは。CE1・CE2防御力の違い。
続きを見る
では見ていきましょう。

この見た目である。もはや禍々しさすら感じる。

胸部プロテクターは肋骨をカバー。ここに惚れた。
本当は正面一枚ものの方が防御力が高いんだけど、付けたり外したりのハードルが上がりすぎる。
めんどくさくなって付けなくなったら本末転倒なので俺の場合は分割式で正解だった。

まさにアーマー。カッコよすぎる。後ろから本気蹴りかまされてもノーダメージな気がする。
コンパクトながら尾てい骨までカバーしてくれる。幸せ。

そしてこの柔軟性です。見た目のごつさからは想像もできないしなやかさ。
元々は靴のソールを作っていたメーカーだけあって、クッション性・しなやかさには拘りを感じざるを得ない......!!!
実際に装着してみると【インナープロテクターとして全然いける】
俺のデータ
- 身長176cm
- 体重約70kg
- やせ型。短足胴長
着用サイズはSサイズ。これでも少し大きめ。

着た瞬間に実感します。
「マジで怪我する気がしねぇ......」
なんか台風で看板とか飛んできてもヘルメットとこのアーマーさえ着ていれば
俺だけ生き残れそうな気持ちになれます。

気になる厚みは
- 胸が15mm
- 背中が20mm
となっている。
注文した時は鉄板付けて歩く覚悟だったけど
思ったよりも分厚くない。いや、厚いけど。

背中のカバー範囲もバッチリ。
範囲としてはコミネSK-829と全く同じ。それに尾てい骨がプラスされたって感じ。
-
-
コミネの脊髄プロテクターSK-829がオススメ。タイチTRV044から乗り換え。
続きを見る

肋骨もしっかりカバー。心臓と肺をより強固に守れる。

肩のベルクロでプロテクターの位置を調整して

腰のベルクロつかってガッチガチに固定出来るので
ズレる事はまずない。まさに鎧です。
インナープロテクターとして使った際のガタイチェック

オフ車やアド車ならこんな感じで外側に付けても
滅茶苦茶にカッコイイんだけど、俺はバリバリオンロード。
服の下に忍ばせるしかねぇ。
という事で着込んでみるんだけど、まずは通常装備のガタイから。

装備はRSタイチのモトレックジャケットに
- TRV044【背中CE2】
- TRV079【胸CE2】
を付けた状態。



まぁまぁ、ちょっと膨らんでるけど一般的な感じ。
全然イオンの中歩きまわれる感じ。なんなら駅だって歩けちゃう。
次にフォースフィールドをインナープロテクターとして使った場合。

「キャー!!!変態よ!!!!!」
と言われんばかりの装備。
思わず「コレが強さだ!」と叫んでしまいそう。
ドン・クリークもコレを仕込んでればルフィに負けなかった。

明らかに胸部の盛り上がりが強い。
でも上着のサイズを上げなくても普通に着れた上に、
インナーダウンを着るぐらいの余裕はまだある。【タイチLサイズ】

かなり強そうになった。
でも特別に動きずらいって感じは無いのがベストタイプの良い所。

まずまずたくましい背中になったけど、通常装備と大した変わらないので余裕。
バイクに跨っても背中がずり上がるまではいかない。
パーカーのインナープロテクターとして使ってみる。

個人的にはそこまで違和感がない感じ。
もともとガタイがいい人が中に着込んだらサイヤ人になるのは間違いない。

横から見るとなかなかの膨れ具合。
ジムに行くとこのぐらいの人はうじゃうじゃいるからOKとする。
結論:インナープロテクターとして全く問題なし
実際に1年使った感想【真夏はクソ暑い】
主な用途は日帰りツーリング。
特に県を跨ぐか跨がないかぐらいの200~300km程度の距離での使用が多かった。
まず脱いだり着たりするのはこのファスナーのおかげで本当に助かった。

道の駅でジャケットを脱いだらこのプロテクターも脱いでバイクの上に
ぶん投げるってのがデフォルトでした。まだ盗まれてはいない。
正直通気性はほぼ無しと言っても過言では無い。
春秋は全く問題なし。むしろジャケットのバタつきを抑えてくれて、
疲労感を軽減してくれたなって思います。
また背中と胸に確かな厚みを感じる事で、安心してツーリングを楽しむ事ができたなーって思います。
問題は真夏。

マジで死ぬぐらい暑い。
冷感インナー+フォースフィールド+メッシュジャケットで
走ってみたけど、汗が出過ぎて徐々にフォースフィールドが重くなってく感覚すらあった。
暑いと素材がかなり柔らかさを増して、
体への密着度がさらに上がるのでマジでえげつないです。
洗濯するのも難しそうなので汗を吸われると困る為
夏場は無事、使用禁止となりました。
外気温30度までしか使えないプロテクターとして現在出番待ちをしております。
真夏はやっぱりジャケット一体型のプロテクターの方が気が楽。
安全には変えられないとはいえ、乗るのが億劫にならない為にも使い分けが重要だと思ってます。
この記事をみてフォースフィールドの防御力に惹かれた人は是非使ってみて欲しい。
国産プロテクターとはまた違った「包まれる様な安心感」を感じてみてください。
-
-
コミネの脊髄プロテクターSK-829がオススメ。タイチTRV044から乗り換え。
続きを見る
-
-
デイトナのシフトパッド【シフトガード】が一瞬で壊れた。外れるしゴミ。
続きを見る
-
-
バイク用プロテクターのCE規格とは。CE1・CE2防御力の違い。
続きを見る