バイクの事故怖い。ここ最近は右直事故が増えすぎてる。
死亡ニュースを見るたびに震えてしまいます。こっちに非が無くても、無慈悲に死んでしまうのがバイク。
そんな残酷な世界で俺はいっつも思う。
ヘルメットは皆すっごいカッコよくて高級なものを使っているのにプロテクターに拘ってる人をあまり知らない。
ほんと胸部と脊髄プロテクター付けたほういい。みんな付けよう。死んでほしくない。
ちょっとモッコリ♡するけど、なまじ半身不随で生き残る恐ろしさを想像したら絶対にあったほういい。
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普段はタイチのTRV044を使いまわしていた
コミネのSK-829を購入する前は皆のド定番、
タイチTRV044を使い回していました。
- 薄い
- 安い
- 付け心地がいい
- まずまずの防御力【CE2】
- どんなウェアにも使い回せる
という5拍子が揃った神のアイテム。
バイクを買ったらヘルメットを買い、ライジャケを買ったら次はコレを買うべき。
そう、買うべきなんだ(威圧)
ふにゃふにゃに感じるけどちゃんと防御力はお墨付き。
こんな感じでどんなライジャケにも対応する。
最初から入ってるパットなんて本当に無意味だからすぐ交換してくれ。
というか、バイクの免許取ったら免許と一緒に脊髄プロテクターと胸部プロテクターを贈呈するくらいして欲しい。
最初はコレを買っておけば問題なくライダーとしてレベルアップ。
要らなくなったらすぐ売れるから大丈夫。
コミネのSK-829で更に防御力アップ。竜骨の様な安心感。
今回購入したのがこの竜骨。
俺の感性がおかしくなったのか分からんけど、カッコよすぎる。
見た目のゴツさが尋常じゃないけど重量はLサイズで控えめの476グラム。
素材はプラスチックなので軽量かつ頑丈。
といってもなんだか俺の知ってるプラスチックの強度じゃない気がする。プラスチックってこんなにガッチガチだったけ...。
ちなみにコイツ、サイズによって脊髄プレートの数が変わります。
- Mサイズが4枚シェル
- Lサイズが5枚シェル
もちろん枚数で防御力が変わるとかは無いから安心して欲しい。
そして肝心の防御力だけど、本気のCE2レベル。
背中のプロテクターでCE2を取るのはどんだけスゲーかは別記事で解説してあるから見て欲しい。
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バイク用プロテクターのCE規格とは。CE1・CE2防御力の違い。
続きを見る
後ろから鉄ハンマーで殴りつけてもなんとかギリギリ背骨折れないんじゃないかっていう堅牢さ。
何があっても安心!!!!ってわけじゃないけど、
防御力が上がってる感覚を確実に感じられる神アイテム。
コミネSK-829の通気性・柔軟性・装着感
2023年のクソ猛暑はコイツに助けられた。
安心感と付け心地をここまで高いレベルで両立してるのはすごいと思う。しかも馬鹿安い。
HYODのD3oベストとかマジで灼熱。高いからいい物だと信じてたけど、あれはヤバかった。
通気性抜群。トンネルで叫んじゃう。
というのもSK-829は通気性がエグ過ぎる。なんなら付けた方が涼しいんじゃないかってレベル。
真ん中に黄色いソフトパッド以外は全て空気を通す構造になってる。
バタつかないのに背中にカチッとした空間が出来る事で、
その空間に風がぶち抜けていくのが分かる。
マジで涼しい、コレは凄い。
夏場のトンネルとか行けば分かるけど背中に冷風がぶち抜けていく。
「ああああ!!!!!ンギモヂィィィ!!!!」と叫ぶ事は約束されてる。
プロテクター以外のパット部分もフルメッシュ。
ただのメッシュじゃなくて厚みのあるメッシュだからこそ意味がある。
しっかり風が通る爽快感を是非体感してほしい。
見た目の300倍ぐらい柔軟性がある。本当にハードプロテクターなのか。
まずコレが純正パット。ゴミ。
ジャケット買う度に増えるからもう入れるのやめて欲しい。
そして竜骨プロテクター。
いや滅茶苦茶曲がるねキミ??!?
そう、このSK-829は
見た目に反しすぎてる謎の柔軟性を持っている。
ジャストサイズを選ぶ事で背中にピッタリと張り付いて
背骨としっかり連動してくれる。
一枚一枚のシェルがコンパクトに作られているので良く動いて、よく曲がる。どんだけ作り込まれてんだコレ。
当たり前だけど反対方向は力を加えても軽くしなるだけ。
パンチすると俺の手が死ぬぐらい硬い。
抜群の装着感【ジャケットはコミネJK-128】
この付け心地を知ってしまったら、
もう他のシェルは入れられないってもんよ......。
まずはノーマルパッドから、
防御力が一切ないくせにしっかりと「何か入ってる感」を出すのやめて欲しい。
背中の厚みは無し。リュックとかは背負いやすいけど、ノーガードはほんとにヤバい。
事故った人の経験談やツイートから我々は学ばねばいかん。
フニャフニャだから曲げるのも楽々。ついてないと同じ。
次にSK-829。厚みは最大で約40mm程度
明らかに肩甲骨の中間あたりにおモッコリ感を感じる。
安心感がやばい。実家に帰ってきた感覚は流石に無い。
平パットじゃなくて衝撃を受け流す様真ん中が高くなっているので、
リュックを背負うのは諦めた方がいい。
ちょっとだけガタイがパワーアップ。
上が厚く下に行くにつれ薄くなって行くので正直見た目はかなり良い。
プロテクターによって少し引っ張られるので猫背改善に一役買ってくれるかもしれない。
シェルが細かく分割してあるので前屈もスムーズ。
しゃがんでシューズを履く時も違和感はあるものの全然気にならないレベル。
ジャストサイズなのでしっかり背中に張り付いて
俺の背中の動きについてきてくれる。
防御力って上がれば上がる程、動きづらくて邪魔になるはずなんだけど
SK-829は作り込みが素晴らしすぎる。
もちろん尾てい骨はコンニチワ。
ジャケットタイプで守れる限界ラインがここまでとなっている。
これ以上範囲を広げるようとするとプロテクター単体を装備しなくてはならない。
そうなると一気にバイクに乗るハードルが上がり、
バイクが盆栽になる確率が跳ね上がるので要注意だ!
SK-829を装着して春夏秋を走り込んだ感想
どしゃ降りの秋田⇔奥多摩ツーリングもプロテクターあっての安心旅だったなと思う。
まず何より運転している時の違和感の少なさ。コレが良かった。
あんまりバキバキのプロテクターを仕込むと位置が気になったり、
信号待ちでストレッチするときにゴワゴワして邪魔だったりするんだけど
コイツは装備して3日も走れば「付いてる事を忘れる」くらいにジャケットに馴染んでくれた。
乗り降り、給油するの動き、靴の脱着、荷物の縛り付けなどの動きでストレスを感じる事が無かった。
プロテクターの防御力の次に大事な、付け心地は完全にクリア。
なにより涼しい。プロテクターが付いてるのにマジで涼しかった。
もちろん信号待ちとか低速の地獄はどうしようも無いけど、風の通りがしっかりしててよかった。
今まで使ったプロテクターで俺至上感動の通気性だった。
ソフトプロテクターの方がいいと思ってたんだけど、ハードの方がスキマが出来て涼しいという
バイク歴17年での学び。なんてこった\(^o^)/
このSK-829のおかげで真夏のバイクの億劫さが明らかに減った。マジで買って良かった。
みんなも是非買ってみてほしい。
夏用ジャケットにはハードを仕込んで、冬用にはソフトで体に密着させる。
こんな感じで使い分けるとツーリングがより快適で安全になる。
そしてコミネは安い。神。D3oベスト売った金でコミネ全身いける。
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