俺はホーネット250というネイキッドバイクに乗っている。
1996年に販売が開始されて2006年に生産が終了しているそうだ。そんな俺のホーネットは1997年式。中々におじいちゃんバイクだ。
そんなホーネット君は車体が古いが故にパーツも少ない。
バイクに積載能力なんて求めて無かったけど、最近キャンツーに興味を持ち始めたり、ヨッメとタンデムする機会も増えたので必要になってきた。
そもそもネイキットバイクに積載能力は無い
コイツを見てくれ.....どう思う?かっこええよな(キモオタスマイル)
俺とヨッメがタンデムしたら二人のリュック以外に積載できる場所なんてあるんだろうか?いや無い。
シート下なんてど真ん中に走るフレームでもう目も当てられない。しかも俺のホーネットはシートを外す時にクセがあるので使えたもんじゃない。
積載アップの為サイドバックを付けてもいいんだけどアップマフラーのかっこよさを見えなくするのもチョット......
14年バイクに乗っててキャリアだけは付けないで生きてきたけどもう逃げられなそうだ。使えば便利なのはもうわかってるんや......!!!
という事であんまり乗り気じゃないけどリアキャリア付ける事にしました。
ライディングスポット(RIDING SPOT) リアキャリア
そこで「ホーネット・リアキャリア」で探してたけど全然いいのが出てこない。もう我慢できず自作しちゃう猛者もいるみたい。
また他のバイクのパーツに穴をあけて流用している人とかもいるけど俺にはそんな技術は無いので「なんかポン付けできるいいの無いかな~」程度に探したんだけど、
もう消去法でこれしかなかった。
むしろこれ以外の選択肢が無い.....ぴえん。
注文してからえらい時間がかかった。1ヶ月後ぐらいに来たイメージ。
キット内容としては【キャリア本体】【スペーサー長×2・短×2】【六角ネジ長×2・短×2】【ワッシャー×4】【リフレクター】となっていた。
思ってたよりしっかりしてる。剛性がある分少し重いのが気になるけど、高級素材じゃない限りトレードオフな関係なのでそこはOK。
スペーサーと六角ネジは少し安くさい感じがあるけど問題ナシ。接着式のリフレクターが付いてるのは嬉しいですわ。
ホーネットのリアキャリア取付方法【所要時間約15分】
コイツは専用設計なので六角【ヘックスレンチ】一個あれば余裕で交換できる。
機械いじりだとか工具握ったこと無い人でもすぐに出来る作業難易度なので安心してくれい。
恐らく知識のある人だと本当に3分で終わってしまう。
まずはグラブバーを外す
まずはこのグラブバーと言われるタンデム時のパッセンジャー用の持ち手を外す。
4ヶ所とも六角の頭にカバーがついているのでマイナスドライバー等を使って軽く煽ってあげれば簡単に外す事ができる。
取り外すと6角の差込穴が顔をだす。あとは反時計回りに緩めてやるだけ。ちなみに俺はKTCの6角レンチを使っている。
長さがあるので力が入りやすく精度もいいので会社でも実費でマイ6角レンチとしてコレを使っている。これは全人類の工具箱に入っていていい性能と価格。
4本とも外してあげてこの状態まで持って行く。
スペーサーの取り付け
この穴にスペーサーをセットしよう。
長いのが左【シート側】で短いのが右【ナンバー側】だ。
このスペーサーのおかげでキャリアの角度がホーネットのケツと一緒に跳ね上がんなくて済む。地面に対して水平に近づけてくれるってワケだ!
セットしてあげたらあとはキャリアの取り付けに入ろう。
あとはキャリアをねじ止めしてあげるだけ
ネジで止めてハイ完成\(^o^)/簡単だぁ!
一つ注意するとしたら左側【シート側】が長いボルトで右側【ナンバー側】が短いボルトになるって事だ。
ネジの長さはさっきのスペーサーの逆になるって事だ。
といっても間違うと長さが余ったり届かなくて付けれないの強制的にゴールに誘導されるので大丈夫だよ!
閉めようとすればいくらでも締まるので注意
ネジの力を受け止めるのがしょぼいスペーサーなので力が強い人ならどこまでしまっていく。
トルク管理とか出来ればいいだけど、それがわかる人はこのページを見ていないと思うので、固くなってきたな.....と思ったら少しい勢いを使って「グッグッ!」と2回ぐらい増し閉めしてあげるぐらいでいいと思う。
滅茶苦茶に抽象的な表現だけど他に言いようがない.....自分でつけるからには自己責任だぞ☆
キャリア装着後の見た目はこんな感じ
ちょっとダサくなるけどコレばかりは致し方があるまい.......!!!!
俺はスタイルを生贄に利便性を取ったんだ....仕方ない.....!!!
縦幅だけでなく横幅もしっかりあるので付けたい人はホムセン箱も余裕で付けれちゃう。(俺はまだ付けないけど)
ほら!近くから見なければかっこよく見えるぞ!!(無理やり)
正直後付けパーツ感がえげつないけど、もうかっこよさのベクトルを変えていくしかない。
今から俺のホーネットは旅バイクへの第一歩を歩み出したんだ。そう割り切るしかないでやんす。
といっても思ったより鬼ダサくはならなかったので良かった。
実際にキャリアにバッグを取り付けてみる
俺が使っているのはダイネーゼのD-TAIL
正直現段階でこれより【機能・デザイン・使いやすさ】を上回るシートバッグは出会えていない。
レインシートが内蔵されているギミックは最高過ぎる上にこのデザインはどんなバイクのスタイルにも溶け込んでくれる。カッコイイヨォ......!!
バッチリ固定できた。完璧だ...イメージ通りだ。
タンデムも問題ないし、キャンプ時にはリアシートにタナックスのMFK-101を付ければ完璧だ。来年にはキャンツーデビューだぜ。
固定部分を見てみると
こんな感じになっている。
フレームが横に3本走っているのとフックポイントが6ヶ所ついているのでコレで固定出来ないものは無い。
一気に積載能力が爆上がりしてフットワークが軽くなった。
これでツーリングが今まで以上に捗るぜ。
ホムセン箱はつけてないけど今のところ強度的には全く問題ない感じ。メーカーでの耐荷重は5kgという事だが、まあもっと行けると思う【事故責任でおねしゃす】
俺は安全第一でリアシートに重量物・キャリアに軽量物がいいと思うけどね!!
もしホーネットのキャリア探しているなら変りモノは中々出てこないと思うので、ワンオフしないなら悩む時間勿体ないからコレでいいと思うぞい!!!