最近男鹿に行く機会が増えている。というのも真夏が終わって秋にならないこのギリギリのライン.....今こそが行楽シーズンなのだ。
今回は能代に用事があったんだけど、ついでなので男鹿に寄ってきました。
先日オガーレ内のレストラン【東洋一の海岸線にある男鹿】に行ってきて不満を爆発させたばかりなんだけど、
その絡みから「このレストランがいい」といった情報を得たので寄ってきちゃいました。
そこはノスタルジックで以前良く通っていた秋田駅前の「やちよ」という昔ながらの喫茶店を思い出してホロっとくるようなレストランでした。
場所は男鹿市役所の通り。居酒屋「秀」のお隣さん
オガーレから余裕で徒歩圏内である。駐車場はお店の隣に2台分ある。
中には四人座れるテーブル・座敷席が15卓あって約60人ほど入る事が出来るが駐車場は2台である。この時点でおもしろすぎる。
ちなみに徒歩1分で男鹿駅の無料駐車場・オガーレのクソ広い駐車場があるので実質無限みたいなモノである。
男鹿市役所すぐ近くにあるので無料開放しているはずだ。
というかこのあたりは駐禁とかの概念なさそうなのであんまり深く考えなくてOK【ルールは無い、戦え。的な】
ちなみに定休日は月曜日。
それ以外は10時~20時で営業している。
お店は昭和の雰囲気がすげぇ。もはや男鹿の重要文化財
まずこの外観である。なんという雰囲気だ。
人類が消滅した後、建造物だけが残っている........みたいな雰囲気が漂うファミリーレストラン園。
正面の通りは基本的何もない。隣の「居酒屋 秀」が唯一の目印他ははもない。
そして店内への入り口はもはや異世界に繋がっているかと思ってしまうほどに時が止まっている。
正直こういう空間は大好き。おシャンティなカフェとは違った気取らない空間は初めての場所でも心からくつろげる。
といってもおシャンティなカフェとはベクトルが違うので比べるのも間違いか。どっちも違ってどっちもいい。
エモさが爆発した店内は実家のような安心感すら感じる
お店に入ると「静かに会食してね」のボードがお迎え。了解で~す!
もうこの照明の感じと、画像右手の手洗い場の年季の入り具合といい昭和感がバチバチにきてる。
中に「WELCOME TO 男鹿」のかわいいキャラクターが貼ってあった。このフリーダムな空間だからこそしっかり馴染んでしまっている。
ちなみにこのきゃわいいステッカーの製作者はタピオカUFO@男鹿さんというそうだ。かわえー。俺もこのピンバッチ欲しい。
手前左手にはテーブル席が3卓、右手には調理場。
奥に行くとテーブル席と区画席があり、右奥手には座敷席がある。
コレが一番手前のテーブル席。最高。
使い込まれ傷が入った木材から出る味はもう言葉にする事が出来ないですわ。
奥にすすむとこういった座席構成になっている。
なんすかこの照明。タバコ吸いながら新聞読んでるおっさんが居ても不思議じゃないけどここは禁煙で今は令和。
雰囲気が好み過ぎてチョットにやけてしまう。俺の思い出補正も入ってるが故にちょっとオーバーリアクション気味になっている感は否めないけどいい場所だ。
区切られた座席席もある。ちょっと出入りがめんどくさそう。
そして奥右手にはおばあちゃん家みたいな空間が広がるぜ。
秋田市広面にある『らぁめん居酒屋 和家』という最高オブ最高なお店があるんだけど、そこと戦えるレベルの居心地のよさ。
こっちに座りたかったけど店員のおねーさんに『まだこっち掃除終わってないから待ってねぇ~!』と言われたので了承した。
2人だけで経営しているというお話を聞いたので俺らが注文したものを一所懸命に作って貰ってるところ、こっちの掃除を急がせるほど鬼畜野郎ではない。
豊富なメニューはどれもボリューム抜群かつ適正価格
お店の入り口にメニューの一部を張り出してある。
中のメニュー表を見るとこんな感じになっている。
かなりメニューが豊富。写真は無いけどイメージしてくれ....!!!
レストランの定番を押さえつつ「男鹿の~」といったメニュー展開もしている。オガーレのクソレストランはもっと頑張ってな。
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東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン【俺は怒っている】
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飲み物メニューの写真を撮り忘れてしまった。決定的なミスだぜ。
今回注文したものは生姜焼きとカツカレー
俺が注文したのが生姜焼き定食
ホワイトバランスをミスったので俺の技術ではライトルームを使ってもどうにもならんかった。
妙にオレンジがかってるけど気にしないでくれ。
恐るべきはこのボリュームである。もちろん大食い系のお店とは土俵が違うんだけど、なかなかの量でワロス。
しかもこの生姜焼き定食はヨッメが注文した分だと思って「自分です」って言ったら「あっ!女性の方かと思いました今ご飯取り替えますね!!!」
と言って超高速で大盛ご飯に変更された。メニューにあるライス200円・半ライス100円はフェイクか??!
味はというとかなり甘めの味付けかつ濃い口でご飯がアホみたく進む仕様だ。キャベツがいい仕事をしてくれてペロッといけちゃう。
味噌汁の味付けは高血圧待ったなしの濃い口だった。田舎の味噌汁って味濃いんだよな~。俺は濃いの大好きだけど、苦手な人はむせるレベル。飲んでみな。飛ぶぞ。
付け合わせパスタは超絶クリーミー。糖質と脂質の暴力。育ち盛りの男子高校生にガツガツ食わせたくなる一品だ。
ヨッメが注文したのがカツカレー
女性という事でご飯の量を減らされたカレーだが、ヨッメでは完食する事が出来なかった。
米・カレーが半割れになってない『いわゆる全かけスタイル』だ。この時点でボリュームがしゅごい。
カツは手前の列が脂身多めの部分で奥の列THE肉だったので、部位は聞かなったもののヒレとロースといった所だろうか。
ご飯は薄く盛ってもらったんだと思うけど、あまりにも十分すぎる量でヨッメは途中から汗を垂らしながら食っていた。イイネ。
カレーはかなり甘口で優しい味わい。深みのある味というわけではない。かといってバーモンドカレーではないんだけど、なんだか懐かしい気持ちになる味のカレーだ。
業者の間だけで『昔お母さんが作ってくれたカレーの素』みたいなのが流れてんのか?!ってぐらいにオカンのカレーだった。
ちなみに付け合わせの中華スープも濃い口。300mlのお湯を入れて下さいって書いてある商品に250mlのお湯しか入れなかった感じ。すべてがご飯を進める装置になっている。
このお店は是非お腹ぺっこぺこの状態で行ってほしい。優しい雰囲気とボリューム満点の料理がアナタの心と胃袋を満たしてくれるはずだ。
食後に注文したコーヒーのコスパが悪くない
普段はひたすらにブラックコーヒーを飲みまくるただのカフェイン中毒なんだけど、
気分を変えてウインナーコーヒーというものを注文してみた。
酸味が強い浅煎り?のコーヒーだったけど、上の生クリームでバランスが取れてうまかった。
俺はクソ苦いコーヒーが好きなのでコーヒーというよりスイーツ感覚で頂くことが出来た。
デロンギのマグニフィカに豆突っ込んでボタンポチーのアメヤ珈琲よりはいいんじゃない?って感じ。
ファミリーレストラン園まとめ
- 60人ぐらい入れれるけど駐車場は2台だけ
- 近くにオガーレと駅の無料駐車場・役所があるので実質無限
- 値段は適正価格
- 味は基本濃いめ。なかなかの大盛。普通にウマイ
- コーヒーのコスパがいい
- wi-fiはあるので仕事も可【長時間の滞在NG】
- 店内が昭和過ぎてエモさが爆発している
- 県外客はNGらしい。【そのうちOKになると思う】