意外とマメにカウントしていて、今年の9月で無事禁煙5年目を迎えました。
といっても禁煙までの道のりは割と失敗だらけでした。何度も途中で吸ってしまい「あぁやっぱり、お帰り~」と言われたけれども諦めずに踏ん張る事で何とか呪いから解放される事ができた。
これから禁煙を頑張りたい、1ヵ月~3ヵ月の山場に居て辛い、禁煙の金銭的メリットを知りたい人の参考になれば嬉しいです。
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禁煙四年目男の体変化・タバコのやめ方【メリット祭り】禁煙虎の巻
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4年目は辞めるコツや健康メリット等だったので、今回は10月に電子タバコの値上げも確定した事だしお金の話メインの内容となります。
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まずはタバコ値上げの価格推移を知る【電子タバコも】
とにかく今は禁煙ブームの真っただ中。世界中からタバコが目の敵にされモリモリ値上がり中。
吸う人もガンガン減る事でさらに個人の納税額がぶち上ってこれからの年金みたいな事になってる。
毎日吸っていると感覚がマヒしてくるので、どれくらい値上がって来てたのか確認して欲しい。データはマルボロにします。
年月日 | マルボロ価格【税込み】 |
---|---|
~1997年3月 | 250円 |
1997年4月 | 260円 |
1998年12月 | 280円 |
2003年7月 | 300円 |
2006年7月 | 320円 |
2010年10月 | 440円 |
2014年4月 | 460円 |
2017年10月 | 470円 |
2018年10月 | 510円 |
2019年10月 | 520円 |
2020年10月 | 570円 |
2021年10月 | 600円 |
年月日 | アイコス・マルボロヒートスティック価格【税込み】 |
---|---|
~2018年9月 | 460円 |
2019年10月 | 520円 |
2020年10月 | 550円 |
2021年10月 | 580円 |
2022年10月【確定】 | 600円 |
いやまじですごい、もはや王族の趣向品と化してますね。給料は一向に増えないのに価格だけはゴリゴリあがってる。エグイ。
毎回チミチミ値上げしていると「なんだ今年も20円だけか」とかいって安心してしまうのが恐ろしいですね。
実際に俺の上司も数年前は「流石に500円超えたら辞めるしかない」と言ってたのに2022年現在、勿体なく感じているのか以前よりギリギッリまで吸っている姿がしばしば確認されている。
またKENTなどのスリムタイプで価格が安いものは内容量が少なくなっているので、結局吸う本数が増える傾向にあるのでステルス値上げに騙されているだけです。たばこ代は皆平等にひたすらに上がっていますね。
たかだか20円~の値上げが及ぼす年間のタバコ代
20円の値上げで1年間でどれほど負担が増えるのか単純計算してみると、
単純に365×20円で年間7300円値上げとなる。なんか大した事無く感じます。
しかし2019年から2022年の間で80円値上げされたのを計算すると、
3年前に比べると年間で2万9000円増えています。
3万円は庶民感覚であれば普通に大きな金額ですよね。
年間3万円の予算があったら1年分のスマホ通信料・youtubeプレミアム・アマゾンプライムが払えちゃいます。これは3年前からの値上げ分だけの金額です。
積み重ねだから何とも思わないけど、一度に3万円払うとなると本気で苦しいですよね。これがちょこちょこ値上げの破壊力です。
タバコ値上げによる年間負担額の推移
年月日 | 年間額【アイコス・マールボロ】 | 2018年との差額 |
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~2018年 | 16万7900円 | 0円 |
2019年 | 18万9800円 | +2万1900円 |
2020年 | 20万0750円 | +3万850円 |
2021年 | 21万1700円 | +4万3800円 |
2022年10月~ | 21万9000円 | +5万1100円 |
チミチミ値上げを繰り返した結果、5年前に比べて電子タバコへの支払額は年間5万円も増えています。
わかっちゃいるけど実際にこの数値を見ると「う....うへぇ.....」となる人も多いはず。辛いと思うけど受け入れましょう。
アイコスで計算したけど、紙タバコ及び他の電子タバコもほぼ同じ値上がり幅なのでタバコを吸っている全員に当てはまる金額だと思います。
ちなみにアイコスに関してはスティックを刺した際に葉が潰れてダメになるミスショットもあるので更に高額となりますね。あれ辛いですよね。
禁煙を5年間続けた経済効果を計算してみる
5年前の俺はアイコスと葉タバコのハイブリット(笑)式で運用していました。
当時はアイコスの2本連続吸いが出来ない為、10分の休憩でタバコを2本吸う為には紙と電子の二刀流をせざるを得なかったのです。
今思うとアホ過ぎて笑えてくるけど、当初はタバコマンだったから仕方がない。
実際はアイコス・アイコス2.4の本体導入、スティック挿入ミスでもっと費用が掛かっていたと思うけど、
- 1日1.5箱で750円
- 缶コーヒー2本で200円
1日のランニングコスト950円で計算すると
950円×1825日【5年】=173万3780円がタバココーヒー代で浮いた事になる。
.......5年で173万??!!
おっと危ない....取り乱してしまいました。
実際浮いたお金をしっかり貯金出来る様な真人間では無いので、
出かけたり美味しいご飯を食べたり何かを買ったりして別の所には流れているんだけど実際の金額を見るとビビる。
タバコに掛かるお金はタバコ代だけではない
先ほど5年で173万と計算したものの、
実際は複合的な要素が絡み合いもっと出費額が増えています。
タバコの他にも色んな物を消費している事に気付くのは大切。
- タバコを買いに行くまでの時間・ガソリン
- コンビニ価格でのお買い物
- いらなく喉が渇くので飲料代
- 電子タバコ本体やケースなど
- タバコによって汚れた部屋・車の掃除の手間
- 将来的に掛かる医療費
この辺りが代表的だと思う。
やはりタバコを吸う人は圧倒的にコンビニ使用率が高く金銭感覚がおかしくなりがち。スーパーの3割増しで購入してるので財布が軽くなるスピードも3割増し。
また仕事の行き来で購入を心掛けている人でも、休みの日にタバコを買いに行ってしまうパターンもある。
加えて最近の電子タバコはガジェットとして普通にカッコよくなってしまったので、オプションパーツなどの意味不明な出費まで増えてしまう。
健康被害【医療費】は人によって様々で、何ともない人~超高額な人~死ぬ人と振れ幅が大きいのでなんとも言えない。
タバコで得られるものと失うものが釣り合わない
大体1年間で30~40万円程タバコ関連に使っている事が判明するんだけど、辞めてみると実際そこまでの価値は無かったと思う。
狭い喫煙所にぶち込まれてうんこ口臭になりつつ不健康を加速させ「喉がキュッ!!!脳みそファァ!!!」となるのが年間40万のサブスクサービスだと考えたら即解約。コスパうんこ。
年間40万あったら積み立てNISA満額にぶち込むなり、自分の好きな物を買い漁ったりした方がよほど幸せになれるな......と思った。
もちろんお金だけじゃない。人生でもっとも価値のある「時間」も失う事になる。
タバコ吸いながらやればOK!!って話なんだけど、そうはいかない事も沢山ありますよね。
休みは暇があれば吸っちゃう、吸い過ぎて無くなったら買いに行っちゃう。出先で喫煙所に長居して意味もなくSNSを見たりなんて事も沢山あった。無駄だった。
じゃあタバコ辞めたお前は今時間を最高に有意義に使えてるのか?といったら決してそんな事は無いけど
「何もしていないのにお金と健康度が減っていく」という最悪の状況は免れている。
タバコにお金を使う事も喫煙者も決して悪では無い
ボロクソ言うけど「タバコにはこんなにお金がかかりますよ」という事だけです。もちろん自分が稼いだお金は自分の自由です。
中には喫煙者をやたら目の敵にする人もいるけど喫煙者は決して悪じゃない。決められた空間でルールを守り嗜んでる人を「くっさー!」とかいうのはナンセンス。論外。思っても口に出すのは良くないと思う。
ただ、現在喫煙者の人が「そろそろタバコ辞めたいな....金勿体ないよな。」と思った時に記事を読んで欲しいだけです。
恐らく喫煙所の人は貴方がタバコを辞める事をあまり応援しないと思うし、必ず数回は失敗していつもの喫煙所に戻ってしまうけど「ああ俺には無理だ」と思わず何度もトライしてください。
禁煙も失敗を重ねると得られる経験みたいなのが絶対あります。前回これでダメだったから、こうしてみよう....みたいな感じでOKなのでまずはパパっと始めてみましょう。
そしてタバコに奪われていたお金と時間と健康を取り戻してください。そして健康な体で好きな物買って時間をかけて楽しんじゃいましょう。
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