秋田県内にパン屋さんが増加傾向にある......皆あきたこまちに飽きちまって小麦に乗り換えるってのか??!!?
やっぱり出来立てほやほやの新しいお店は気になるのが田舎者の性よ。
というわけで片道100kmかけていってきました、にかほ市ベーカリー&ビストロCRUST。
オランダから秋田の仁賀保に移住したという「何が何だかわからない.....」といった経歴のオーナーが経営。
ツイッターにはハード系のパン屋という説明があったので、ハード系パンを愛してるが故に気づいたら車を走らせていた。
まずは場所をチェック
場所はというと勢至公園の裏といった所。正直クソほどわかりずらい位置に突如としてこのパン屋さんは現れる。
勢至公園の池が見えたらすぐに左折、右折で細道を進んだ先【勢至保育園】の手前にある。
2021年8月8日現在ではgoogleのストリートビューはまだ以前の空き家の状態である。
恐らく場所が場所なのでストリートビューの更新はしばらく無いと思うので、しっかり確認してくれ。
お店の外観をチェック【オシャレすぎた】
空き家だった空間は生まれ変わってオランダの風が吹いている。
室外機が上に付いてるあたり「エアコンつけたんだ。あっちーもんな」と謎の感想を述べたくなる。
入り口前には手書きのボードがあって時々更新されているようだ。
今週のプレートに記載があるので毎週変わるんだとおもう。にかほ民ずるいンゴ。
こういったチョークボードをみると藤井優衣子先生のチョークアートとコラボさせたらインパクト出るんだろうな~なんて思う。
藤井優衣先生とは.....フルーツサンド店フルックリーやオルディネールショコラのチョーク看板をつくる秋田県民クリエイターである。
そして駐車場は正直無限。∞。インフィニティー。写真とるの忘れたけどくクソほどあるので割愛。
俺が到着したの午後2時前。昼のラッシュが終わってまた焼き上がると予想して行ったが大いに外してしまった。悲しみ。
入り口前には大きめのタープが張られていてテラス席が設置されている。といってもこの猛暑で今は出番が少ないと思うが、落ち着いてきたら潮風を浴びながらワインとパンを楽しむ事が出来そうだ。
メッシュバックの生地とナチュラルな色使いのテラス席で夏にぴったりのスペースとなっている。
外気温27度ぐらいになったら混みあう人気スポットだ。間違いない。
テラス席は正面だけでなく店舗サイドにも広がっている。
すぐそばには海のロケーションなのでここが秋田だって事を忘れてしまいそうな店づくりになっていた。
店の中をチェック【売り切れ祭り】
解放感MAXの入り口を叩いたらここが仁賀保だって事を忘れる空間にワープ。
入店すると小麦の芳ばしい香りが店内に充満していた。
店内は決して広いとは言えないが清潔感に満ち溢れた心地よい空間だった。
そしてショーケースの配列が独特だった。
こちらが店舗に入ってすぐ右側にあるショーケース。俺が行ったときはスカスカで泣きそうになった。片道100km走ったのに.......でもそれは開店アタックしなった自分が悪い。
それはそうとシステムを見ると、コロナ禍に対応した構造となっていた。というのも.......
ショーケースにはパンが一つ飾ってあってあとはカードをもってレジに行くというシステムになっている。わざわざトングとトレーを持って自分で取るスタイルは卒業している。いいね。
そしてウキウキ入店で待っていたのは売り切れのオンパレードでした/(^o^)\完全に時間をミスったってものあるんだけど中々行けない距離だけにこれはショック....!!!!!
しかしここで折れる戸田ではない。あるものだけでも買っていく。俺は往復200kmかけてきてるんだからな。
『フラーイ』というオランダ南部の郷土料理がどうしても食べたかったんだけど、店員さんに焼き上がりまで20分かかりますが大丈夫ですか?
と言われたので「ハイ!待ちます!!!」と言った所厨房で外国語の会話が........
「焼いた後も熱々で冷めるまで出すことは出来ませんが大丈夫ですか!!?」との事。結局何分待てばいいのか分からなかったので
1時間とかは待てないので断ったけど目安の時間を教えてくれたら嬉しかったなぁ。次だ次。
といっても冷めるまでの時間を聞かなかった俺も悪いし、出来立ての店舗でまだルールが確立されていないのでこれからの効率アップに期待です!!
ちなみにベーカリー&ビストロCURST公式ツイッターを見ると
クロックムッシューにマダムとロレンツォも仲間入り🤣
— ベーカリー&ビストロCRUST (@Oleander2020) August 7, 2021
フラーイは今日は苺とブルーベリーの2種類です!😍#クロックムッシュ #ベーカリーCRUST #ビストロ #フラーイ pic.twitter.com/907Oh8OhMR
本物のフラーイとクロックムッシュが。ああコレが食いたかった......遠い.....
そして店舗内のイートインコーナーの収容人数は11人。ちょっと混みあっていてまとまった写真が撮れなかった。
4人席・2人席×2・カウンター席が3席。カウンター席はバケット置き場になっていたので流れが出来るまで待とう。
サンドイッチのテイクアウトメニュー【TAKE OUT】
商品名 | フルサイズ | ハーフサイズ |
由利牛のパストラミとピリ辛マスタード | 940円 | 490円 |
オランダ産ヤギチーズとイチジク | 880円 | 460円 |
ツナとレンズ豆サラダ | 680円 | 360円 |
オランダ産熟成チーズ BeemasterXO | 880円 | 460円 |
タマゴサラダ | 550円 | 300円 |
焼きブタとパイナップルレリッシュ | 720円 | 380円 |
チキンとミックスビーンスの地中海サンド | 880円 | 460円 |
地中海チャツネ | 550円 | 300円 |
スモークサーモンとタラゴンマスタード | 870円 | 450円 |
となっている。ハーフサイズじゃ20円増しの計算となっている。妥当である。
しっかり見れていなかったのでショーケースのメニューしか注文しなかった。次は熟成チーズ絶対と由利牛のパストラミいくと誓った夏の夜。
てかこんなん全部美味いでしょ。何故注文しなかった俺。馬鹿。また行く。でも100km。
今回の戦利品はコレ。
バケットピザ、パン・オ・ルヴァン、ホットクロスパン・バゲットの四品。サンドイッチを買わなかったのは大きな失敗だった。ぐう後悔。
バケットピザ
チーズとハム、中にやたらうましょっぱいクリームが入ってた。上にパイン?が乗ってておもしろい。一個で食いごたえMAXだった。
家でトーストするように言われたので実行したらうマイケルだった。
パン・オ・ルヴァン
RPGの必殺技みたいな名前。柔らかいフランスパンって感じなんだけど少し酸味がある。
コイツもトーストしたらカリっとして美味い。
アレンジしてもろた。チーズと小葱と柚子胡椒とオリーブオイルとマヨで∞ビールシステムが構築された。
ホットクロスパン
熱さが交差しているパン。これマジでうんまい。
レーズンとオレンジピールとオールスパイスが入っている異国系の味。口の中にオレンジピールと香辛料の様な味がひろがる。
おしゃんな人はアールグレイティーとか合わせれば最高の休日になりそう。
バゲット
間違いない一品。マイバックのから少しはみ出させて歩き回ればしまむらの服装でも様になってしまう魔法のアイテム。
底面にパン焼き釜?の焦げが付いていてイケている。300円という脅威的なコストパフォーマンスで提供されている事に驚きだ。
超芳ばしい小麦の匂いを味わえる。素焼きでそのままバクバク食べれちゃう。こういったシンプルな上に洗練された味は飽きが来ないからいい。
ガーリック的なモノを合わせたらやばいな。この記事書いたら塗って焼こう。あ~~糖尿病なるうう~~~~。
レポートと反省と雑記
やはり出来立て人気のお店を舐めた時間帯に訪問するのは間違いだった。
これからは目当てのアイテムを決めて開店アタックすると決めた戸田であった。
今ショーケースに無い売り切れているモノがこの店の売れ筋なのかなって思うと胸が苦しくなる。次こそは購入するんじゃ....!!!!!
せっかくオランダのオーナーが経営してるんだからオランダの郷土料理が食いたいにきまってる。1時間でも2時間でも待てばよかった。
こればかりは反省。目の前の商品をあさる事に目がいってたけど、ベーカリービストロはオランダから移住した本場の味なのだ。
オランダの郷土料理をくわんでどうする.....悔しい!!!!!
ちなみにレジ前にあった表記をみると
「有名人の方はどうぞお声がけください」とのメッセージボードがあって笑った。有名人じゃないけど声掛けすればよかった。
店主ベーターは石原さとみしかわかりません。すみません。のコメントがあった。吉岡里帆もいいぞ。
まぁここはオランダなのでジョークの雰囲気も違うと思うので突っ込みは無しで行こう。
そのうちリベンジする。ではまた!!!
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