秋田でも知る人ぞ知る八郎潟・大川三差路にある牛タンが買えるガソリンスタンドを知っているだろうか。
ご当地ヒーローである『超人ネイガー』のツイートを見てから約1年ほど前に見た後、遂に行く事が出来た....!!!
結論から言うとここの牛タンの美味さは本物でした。
是非ガソリン満タン、後部座席には牛タンをチャージして行って欲しい。
場所は国道7号線の大川三差路
こんなローカルな地名を上げてもサッパリわかんないと思うのでカモンgoogle先生!!!
ここです。ここのエネオスでクソ美味い上質な牛タン売ってます。
目立つ建物なんてお隣さんのセブンイレブンぐらいしかないのが秋田クオリティ。
といっても仕方ない。こんな過疎地にイケてる建物作っても人が来ないのわかってるんだから....!!!!
よく見ると牛タンの看板がありました
どこにでもある感じのガソリンスタンドでる。
注意してみないと通り過ぎちゃうんだけど、よく見ると
あったあった.....!
見つけたぞ、例の看板を発見しましたわ。
とりあえず給油してから入ります。久しぶりに人に給油してもらいました。セルフ以外使わないのでマジで新鮮でした。
マジでガソリンスタンドで牛タンが売っていた
お店に入るとウェルカムグリルがお迎え。ガソスタ入って1秒で『今夜は焼肉!』のキャッチフレーズに戦慄。
そして右手を見てみると例の牛タン発見しました。
石井商事ガソリンスタンドの牛タンメニューと価格
牛たん【厚さ15mm】1kg | 7000円 |
牛たん【厚さ8mm】500g | 3500円 |
牛ハラミ 1kg | 3000円 |
牛たんつくね(5本) | 500円 |
牛タンは100gあたり700円となる。まあスーパーと同じくらいか少し高いといった感じだ。
ネイガーのツイート時やキャミソウルブラザーズが来ていた時は100gあたり500円で販売していたので、
価格が上がっていた事に気づいた。事情に詳しい店員さんがいたのでその理由やちょっとしたエピソードを教えてもらう事が出来た。
というのもここの牛タンは本当に質がいい。脂が良い感じ乗っていて味付けも非常にいい。
すぐに情報を仕入れた焼肉屋さんが10kg・20kg単位を買いに来るといった事態になった事もあるそうだ。
もちろん美味い肉を安く仕入れて高く売るのが焼肉屋さんの仕事なので、仕方ないっちゃ仕方がない。
その結果仕入れてもすぐに空になるといった事態が頻繁に起きてしまったそうだ。
また今は【ミートショック】と呼ばれる輸入牛肉の価格高騰が起きている。
コロナを封じ込めたとされる中国での牛肉需要が爆増した為、アメリカ産を中心とした牛肉の生産が間に合わなくなってしまい、
仕入れ価格がとんでもなく跳ね上がっている傾向にある。
そして輸入牛肉の価格が爆上がりした為、大川三叉路のエネオスさんかの牛タンも致し方が無く値上げに踏み切ったそうだ。
こんな話をガソリンスタンドで聞けただけでももクソ面白い。といってもいくら値上げしても俺は買うぞ....!!
これを買うために八郎潟まできたんだからな....!!!!
こんな感じで冷凍ケースで販売されています。
美味しすぎてやばい。バグってる。
そして今回購入したのが厚さ【8mm】500gの牛タンだ。
解凍方法は自然解凍もしくは袋のまま流水解凍するよう教えてもらったので自然解凍させた。
いざ開封してみると、
素晴らしい....。もうスリットが入ってる上に味も付いているのでこのまま焼くだけでOKだ。
綺麗なサシが入っていてこの時点で優勝だ。
一枚あたりの大きさをミンティアと比較するとこのようなサイズ感となる。
マジでスーパーで売ってる向こう側が見える薄さの牛タンとはモノが違う。
脂でキラリと輝く表面は見ているだけで幸せになる。いかん書きながらまた食いたくなってきた。
炭火で焼ければ最高オブ最高なんだけど、今回は家なので鉄フライパンにてカリッと焼き上げる事とする。
もちろん全ての食材がワンランクうまくなるリバーライト先生だ。
肉を常温に戻したらいざ焼き上げだ....。厚さ8mmなので焼き過ぎには細心の注意を払う。
焼き目がすこし付いたら裏返して俺は20秒程でもう我慢の限界。
何という事でしょう。100均の長皿に4枚しか乗らないという事態が発生。
肉汁の海が出来てしまった....ああありがたやありがたや。こんなものが家で食えるのか....。
沢山拝んだところで実際食ってみると
「マジでウマイ」俺の語彙力がコレが限界。ちょっとスーパーで売ってる牛タンとは品質が違う。
丁度いい塩気にプリップリの歯ごたえ。なにより「ジュワー」っと牛タンの甘味が溢れ出てくる。
第一陣はものの1分で食い終わってしまった。儚い。
そして第二陣はオンザライスでいただく。
コレはもう暴力。「うぉおぉぉ.....う....うめぇ....」と身震いしながら頂きました。
第二陣も約2分ほどで消滅。やはり儚い。
見てくれこのキメ細かいサシ。こんな危険なモノが秋田県内に出回ってたなんて.....大事件だ。
とにかくちょっと別次元の美味さだったので大川三差路を通った際は是非購入して食べて欲しいと思った。
給油しなくてもただ買いに来てもOKだし、年中売ってるので話のネタにもなると思います。
最初から味が付いているのでバーベキューでもいいしキャンプでの焚火スタイルで焼いちゃってもOK。
使い勝手もいいしあまりに美味しすぎたので後でまた買いにいきます。