秋田・にかほ 湯の台食堂にて悪魔的ビジュアルのラーメンを食ってきました

ここ最近なにかと話題の秋田県・にかほ市にある5年前に生まれ変わったラーメン屋「湯の台食堂」に行ってきました。どうやらテレビ東京・ニッポンこんな所に激ウマ店！でも取り上げられたそうです。更に混む....!!

そんな秋田だけじゃなく全国区で名を轟かす湯の台食堂に行ってきたわけですが.....

この時期【2月】の鳥海山付近の道路は「地獄」の一言ですね！途中でかるく遭難しつつも道路端のポールだけを頼りになんとか到着する事ができました。

天候も悪い上付いた時間も丁度良くて順番待ち無しで入る事ができました。普段は帰省シーズンの東京駅ぐらい混むそうですのでしっかりトイレを済ませて、体温調整をしっかり行って臨みましょう！

湯の台食堂の場所と営業時間

湯の台食堂は鳥海山麓の県道58号線にあります。

冬は遭難。春夏秋は絶景の言わずと知れた秋田の名道、鳥海グリーンラインですね！近くに目印となるものがマジで無いのでGoogle mapをよく見て確認していただきたいです。

ちょっと奥に行くと「あがりこ大王」「獅子ヶ鼻湿原」、別道路には「元滝伏流水」などの絶景スポットが沢山あるので食べた後のカロリー消費にどうぞ！

また営業時間は全日１１：００～１５：００となっています。定休日は月曜日ですので注意してください。

湯の台食堂の外観と駐車場

歴史を感じる建物がお出迎えしてくれます。

お店の前には極厚ビニールのパーテーションが設置されていて、鳥海山から吹き付けるえげつない暴風雪から身を守ってくれます。

駐車場はお店から１０メートルほど離れています。お店の真ん前の駐車場は『湯の台温泉・鶴泉荘』なので駐車禁止です！

止める所が無くて延々と彷徨ってる車が見えたのでいっぱい食べて駐車場が広くなるように応援しましょう！！

湯の台食堂のメニューと価格【限定メニューも多々あり】

とにかく季節によって限定メニューを色々リリースするので一度ハマったら何度も通わなくてはならない嬉しい呪い付きです。

中華そば醤油・塩【小】【並】【大】

肉そば醤油・塩【小】【並】【大】

替え玉【細・100円】

ライス・ライス大

中華そば塩味【並】

味噌中華そば

みそ中華専用辛玉【50円】

金浦産　海老玉【100円】

味付け玉子【100円】

チャーシュー飯【あるだけ限定・250円】

フランス鴨中華【850円】

三関芹と鴨白湯の鍋焼稲庭中華そば【1300円】

お持ち帰り冷凍ラーメン【700円】

お持ち帰りメンマ【300円】

価格を記録していなかったので覚えてる範囲で失礼します。ちなみに食べログ・google写真に貼られているものよりか＋30円ほど値上げされている感じでした。もっと上げても大丈夫ですYO！

鍋焼稲庭中華そばは秋田のローカル番組『サタナビ』でも紹介されていたメニューです。ZENさんが『うめぇ....うわぁ...これうめぇ...』しか言わなくなった食レポ放送事故のやつですね！

来るのが困難なので欲張りたくなりますがぐっとこらえて今回はスタンダートな鉄板メニューを頼んできました。

注文方法は食券制となっています

入り口前に食券機が設置されていて、外で注文・支払いを済ませてから店内に入るスタイルです！

店員さんを呼ばなくていいし、ゆっくり選べてオーダーミスも無いので食券システムは神ですね！！！

つい最近導入されたそうで、店員さんも「食券機入ったばっかで不慣れでごめんね～！」とおっしゃっていました。便利です！ありがとうございます！！

店内はちょうどいい広さで温かみのある空間です!

お店に入るとすぐに店員さんが席へと誘導してくれます。

座敷席へと案内して頂きゆっくりくつろがせてもらいました。

ちなみに座敷席は大きなテーブルの中間に調味料を挟んだ相席スタイルとなります。相席といってもまずまず離れているので気にならいです。壁側に座布団があるので、相席組が来たら渡してあげましょう！

しかし店の外からは想像できない程に店内は綺麗で『こんなド田舎の山奥にこんな綺麗なラーメン屋が？意味が分からん...』といったパラドックスに陥ってしまいます。

畳の座敷席は3席。奥には薪ストーブも見えてくべてくんないかな～と思ったけどこの日はナシ。でも十分に暖かいです！

ちなみにお手洗いの場所

お店に入ってまっすぐ行くとお手洗いとなっています。

『そのまま外に行くんか？』という雰囲気を醸し出した扉をあけると.....

こんな通路にでます。薪ストーブ用の太めの薪を乾かしてますね～。薪ストーブに馴染みが無い県民の方が来たらこの風景すら感動しちゃいそうですね..!!

そして奥に進むと男子トイレと女子トイレがあるんですが...よく見ると....

引き戸とドアノブが同居してる＼(＾o＾)／

ちょっと笑いました。トイレのファンにもなりました。

今回は肉そば・フランス鴨中華・チャーシュー飯をチョイス！

中華そばにお肉が入ったのが肉そばと聞いているのでここは贅沢に肉そば【並】をチョイス！そしてラーオタ共を黙らせるフランス鴨中華、コスパ厨が泡を吹いて倒れるチャーシュー飯を注文しました！

肉そば 並【フランス鴨肉トッピング】

oh!アメｨジング!!鳥海方面に来るとき雪で前が見えなかったけど、肉で麺が見えないとは聞いてないぜ！

今回は肉そばに「鴨肉」をトッピングする暴挙に出てしまいこんな姿になっていますが、鴨肉をどけても麺は見えません....。そのぐらい贅沢にお肉が乗っております。

チャーシューは柔らかくホロホロ崩れる程柔らかく仕上がっていながらも、脂身少な目でしっかり食べ応えがあるタイプです。大好き。クソうまい。

スープの味は薄め。返しとか動物とかはよくわからないけど、肉で旨味・脂が出てる分想像の5倍ぐらいスッキリ・サラッとしたスープで完璧なバランスでした。

そして麺は、平打ち麺っていうんでしょうか！細かいシワが入ったきしめんみたいな感じで食いごたえあるタイプです。麺にあまりスープが絡まないので小麦の味をしっかり感じられます。お肉→スープ→麺のローテーションで気付いたら器の底に到達してしまう新感覚ラーメンでした。控えめにいって最高です。あー書いてて今食いたい...。

東由利産フランス鴨中華そば【味玉トッピング】

えぇ....ちょっとこれなんですか？（困惑）

鮮度が限界を突破した鴨肉は厨房の裏で店主さんがさっき絞めたんじゃないかと疑う程の品質です。この鮮やかな色合いは見るもの全てを魅了しちゃいますね。

口に入れると鴨特有のとろけるような優しい甘味が口いっぱいに広がりつつもしっかりとした食感が『極上の鮮度の肉を食う』というホモサピエンスの本能を呼び起こします（要はクソウマイ）

そして鴨の甘味が溶け出したスープはしっかり油分を感じる濃厚テイスト。といってもしつこ過ぎないので飲みやすいです。コレも気付いたら底が見える不思議なスープ。飲み干した後に皿を舐める犬成り下がる一杯。

肉そばに対し、この鴨中華はスパっと歯切れのいい細麺でえげつないほどスープが絡みます。食べ終わった頃には「次いつ来ようか」と考えてしまう中毒性です。

チャーシュー飯【あるだけ限定】

ラーメンうまい！！！ふああ！！！あっ.....でもご飯も食べたい...という豚野郎の欲望を満たす最凶メニューがこのチャーシュー飯【メシ】です。

ラーメン屋で値段の話なんて野暮なんですが、これ250円なんです...意味わかんないですよね。

どんなに気を付けて持ち上げてもチャーシューとネギがボロボロとテーブルに落ちるてしまうトラブルは『愉悦』としか言いようがありません。

チャーシューの甘味をキリッと黒コショウがバランスをとってくれるのでくどさがありません。ガツガツぶち込みたくなるシャーシュー飯は貴方を日々のストレスから解放してくれます。

クソ美味いので訪問時もし残っていたら必ず注文してください。これは法律です。

本当に何もかもうまかったです。また来ます。ごちそうさまでした。みなさんも是非....!!!

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